スタジオを選ぶ


 ミニFM局のスタジオは、前にも書いたとおり、どんな部屋でもかまいませんが、なるべく静かな部屋を選ぶべきです。
また、スタジオは必ずしも送信所と同じ場所である必要はありません。
たとえ送信所が遠くにあっても、テープやMDなどで送信所まで音を送ればいい訳です。
ただし、生放送をするには、送信所とスタジオがケーブルで接続可能な位置にあるか、送信所とスタジオそれぞれに、高速なインターネット接続回線が整備されている必要があります。これは決して特殊なものではなく、ADSLやCATVのようなブロードバンドと呼ばれるものであれば問題ありません。
インターネットを利用してスタジオから送信所へ音声を送る場合、双方のインターネットサービスが、グローバルIPアドレスを利用している必要があります。
インターネットを使ってリアルタイムに音声を送る方法については、私はあまり詳しくありませんが、マイクロソフトの「Media encoder」というソフトを利用すれば可能らしいです。
ちなみにプロの放送局では、マイクロ波や衛星回線や特殊な電話回線などを使って音声を送信所まで送っています。
 次に、スタジオを選ぶときにもっとも大切な条件は、家族の同意が得られる事です。もし家族が賛成してくれさえすれば、放送中にその家の電話を使わせてもらったり、その家に専用の郵便ポストを置かせてもらえるかもしれません。
そしてスタッフの多いミニFM局の場合、隣に空いている部屋があったほうがよいでしょう。それは、次に番組を持つスタッフ同志の打ち合わせに使ったり原稿の作成を放送中に行えるようにするためです。
 さあ、ここまで決まったら、後は機械の準備。東京の秋葉原へ機械を仕入に行こう!

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