2006年09月20日

JAWS For Windows 7.1 日本語版

昨日、JAWS日本語版の最新版7.1が9月28日にリリースされるとの情報が入った。
リリースによると、いろいろとバージョンアップされているらしいのだが、その内容よりも最初に価格を見てしまうのは俺だけだろうか。

一つ前のバージョン(6.2)からのバージョンアップ量が49350円というのはあまりにも高すぎるのではないだろうか。
スクリーンリーダーというのは視覚障害者がパソコンを使う上で肝となるソフトなので、バージョンアップするとほぼ無条件にアップデートしたい衝動に駆られる俺だが、この価格を見てしまうと、ちょっとしり込みしてしまう。バージョンアップ料金が国産のスクリーンリーダーの中でもっとも有名なPC-Talkerの新規購入価格の1.2倍というのはちょっとなぁ。

いくら数量が出ないとはいえ、この価格、もう少し安くは設定できなかったのだろうか。
バージョンアップ内容を見ると、会社では結構うれしい機能が盛りだくさんなので、購入申請決定なのだが、自宅のほうは微妙なところだ。

* 日本語ヘルプ搭載
これ、バージョンアップというよりはあって当然の機能で、今までがおかしいと思う。
日本語版のソフトのヘルプなんだから、日本語であって当然なのに、発売後1年間、日本語のヘルプが提供されなかったことがおかしいような気がする。

* 処理の高速化
確かに今のJAWS6.2は、旧バージョン4.5よりは高速になったとはいえ、国産のスクリーンリーダーに比べれば処理は遅いといわざるを得ない。
処理の高速化の度合いによっては、これが俺にとってもっとも有益なバージョンアップなのかもしれない。

* 独自開発のDOMサーバによる動的HTMLへの対応
これ、具体的にはどんなものが読めるようになるのだろうか。
動的HTML?なんとなく意味がわかるようなわからないような。

* PDF、Flash対応の強化
対応の強化というのが気になるところだが、どんな風に強化されているのだろうか。
これもいまいちぴんとこない。

* FireFox対応
うーむ、使ってみたいが、IEでいいような気がしないでもない。
ただ、遊ぶにはとってもよさそうな気がする。
そして、ウイルス防止にはもっとも効果的な対策になりそうだ。

* ドキュメントプレゼンテーションモードによりブラウザ表示の画面レイアウト理解が可能
これは家ではあまり使わない気がするが、職場ではかなり活躍してくれそうだ。
社内のイントラネットのレイアウト説明をするときに、「右上のほうにあるなになにをクリックしてください」とか言うことを言いたいなぁと常日頃から考えているので、こういう意味だったら結構うれしいバージョンアップになる。

* Word、Excel、Outlook対応の強化
これも仕事では期待できる機能だ。
特にOutlookは毎日使っているので、少しでも使いやすくなってくれればうれしいところだ。

* Windows Live Messenger対応
うーむ、これはいらないなぁ。
Windows Messengerが国産のスクリーンリーダーで読めるんだから、わざわざこっちを使う必要もなさそうだ。

* 点字PDAブレイルセンス対応
このブレイルセンスってのを使ってみたい。
ただ、高すぎるので買おうとは思わないが。

* 文字の識別機能の強化
カーソルでなぞったときに、全角と半角を声を変えて読んでくれるような設定ができるとうれしいのだが。

 ということで、ちょっとこいつについては会社で買って使ってみて、よかったら自宅のほうもバージョンアップしてみようと思う。

Posted by tomg at 2006年09月20日 06:57 | TrackBack
Comments

初書き込みでございます。

私も、一番初めに価格を見てしまいました。
確かに、他のスクリーンリーダーに比べると、バージョンアップ価格が高いかも知れません。でも、Jaws4.5(Home Edition版)から6.2にバージョンアップした私から言わせれば、高いとは言え、少し安心したと言うか…。
とりあえず、私はLiveメッセ使いなので、発売してしばらくしたらバージョンアップしようかなあともくろんでいたりいなかったり…。

Posted by: Cookie at 2006年09月20日 20:57
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