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TomGの過去日記


ここでは、2001年11月から2003年3月までの日記を公開しています。
2003年4月1日からの日記は、Mixiで書いています。
Mixiのプロフィールのリンクは、トップページから、Aboutのリンクを開いて、そちらからアクセスしてください。

2002年01月21日(月)
学校サボり

 今日は昨日夜中に目が覚めてしまった製で、ほとんど徹夜をかましてしまった。
 ちなみに昨日の夜中に目を覚ましてすぐに、腹が減ったので冷凍のたこ焼きを食ってコーヒーなんかを飲みながら、Windows XPの研究に励んでしまった。
 いやあ、しかしこのOSはかなり強い。音声化ソフトを利用してばしばし使っていても、フリーズなんてものとは無縁なのだ。もちろん音声化ソフトのプロセスそのものがフリーズして再起動を余儀なくされることはしばしばだけど、Win98とかみたいに、Windowsそのものが固まってしまい、再起動すらできなくなって、泣く泣くAlt+Ctrl+Deleteキーを入力する羽目にはまったくならない。
 ところが、俺はWindows98の環境からXPにアップデートしたので、この環境では動かないソフトがかなり入っている。もちろんそれらのソフトがXP上で動くかどうかもわからないソフトも存在するので、こうなったら手当たり次第に起動して実験してみようと重い、いろいろ起動して起動しなかったりエラーが出てきてまったくお話にならないソフトの削除作業に入った。ところが、すんなり削除できれば俺も苦労しないんだけど、これが困ったことに、プログラムによっては、インストールプログラムを起動して、その中から「削除」をクリックしてくださいとかいうとんでもない設計のものがある。そのようなものはXpの環境ではインストールプログラムを起動した瞬間に
「このプログラムはWindows95・98・ME環境でしか実行できません」
とか自分勝手なメッセージを発してくる。ちなみにコントロールパネルの中の「プログラムの追加と削除」から消そうとしても、実際にはこのインストールプログラムが呼び出されて削除処理を行う設計になっているので、どうしようもないという結果になってしまうのだ。そんなことをやっているうちに、俺はとんでもないことをやらかしてしまった。
そのとんでもないことというのは、有名メーカーから出ている「インターネット翻訳の○○」とか言うソフトを削除したときに起こってしまった。そのプログラムがXPで動かないってことは昔からわかっていたので、すぐに削除処理を実行したんだけど、「削除」ボタンでエンターキーを入力した瞬間、ななななんと、スクリーンリーダーが固まってしまってどうしようもなくなってしまった。しかも、このプロセスが固まってしまった製で、何かのエラーメッセージが画面に出てきているらしく、それに阻まれてキー入力をまったく受け付けない状態になってしまった。実はスクリーンリーダーというものは、普通スタートアップに登録して使うので、こんな状態になってしまうと、Windowsを起動した瞬間に、エラーメッセージが出現し、何のキー入力も受け付けない状態に陥ってしまう。もちろん別のスクリーンリーダーも起動不可能になってしまう。だから、画面が見えないこの状態というのは、視覚障害者にとっては絶体絶命の状況といっても過言ではないのだ。
でも、これを直さないとメインのパソコンが使用不可能になってしまうので、維意地でも何とか直さなければならない。そこで、俺は究極の裏技を使ってこれを回避した。このページをごらんの皆様方にも俺と同じ視覚障害者の方がいらっしゃるので、参考までにその手順をご照会します。もちろんこれを行うためには、スクリーンリーダーを複数インストールしておいてください。
おいおい、ひとつしか入ってなかったらどうするんだ!!いやあ、そんな質問にはお答えできません。やさしい友達に直してもらってね。

 1.Windows XPが起動直前にログオン画面で停止したら、エンターキーを入力してからすぐにShiftキーを押しつづける。これによってスタートアップが無効になります。
 2.起動音楽が聞こえてきてからしばらく後、Shiftキーを話す。
 3.別のスクリーンリーダーを起動する。もちろんこのときのために、あらかじめスクリーンリーダーのショートカットに対して起動キーを設定しておく。

 そんなわけで、俺は絶体絶命の機器から救われた。
ちなみに、この「インターネット翻訳の○○」を削除したことによって、どうしてスクリーンリーダーが固まってしまったのかを確認してみると、
「使用する音声エンジンが見つかりません」
とか言うメッセージが出ているではないか・・・。
ああ、そうなのだ。このプログラムを削除した瞬間に、そのメーカーで製作している音声エンジンも同時に削除してくれてしまったのだ。だから、その音声エンジンを利用しているスクリーンリーダーが固まってしまってエラーメッセージを表示せざるを得ない状況になってしまったわけだ。そこで、この問題のスクリーンリーダーを修復するために削除して再インストールしようとしたら、非常事態で起動しているスクリーンリーダーがWindows2000にしか対応していないため、「プログラムの追加と削除」の画面を読み上げてくれなかったのだ。
 でも、これを直すためには、やっぱり再インストールをやるしかないので、Windows98時代から入っていた「DelDust」というソフトを利用して、強制的に削除処理を実行した。そのついでに、削除プログラムが働かないほかのソフトに関しても、フォルダ語と削除してからDelDustの掃除機能を使って、レジストリから強制的に姿を消していただくことに成功!!そんなわけで、めでたくスクリーンリーダーを再インストールしたんだけど、このスクリーンリーダー事態が体験版だったので、
「使用期限が過ぎました。製品版を使用してください」
とかいうとんでもないメッセージが出現して、それ自体まったく利用できなくなってしまった。
 ああ、1難去ってまた1難。こんなことだからWindowsなんて嫌いなんだよなあ・・・。でも、やっぱりこのスクリーンリーダーが使いたいので、システム破壊を覚悟の上で、恐怖のレジストリ操作に走り出した。ちなみに、3時間ほどレジストリエディタと格闘したが、これの復活は不可能だった。
 そんなことを延々やっているうちに、気がつくと時計の針は午前7時を過ぎてしまっていた。実はそこそこな時間になったら寝て、その後に午後からの授業に行こうと思ったんだけど、ここが俺の悪い癖で、研究をしていると、時間を忘れてしまうのだ。
まあ、7時なら寝ても十分午後の授業には行けるんだけど、この苦労した経験を、BLPCの会議室にレポートしておこうと思ってそれを書いていると、Nテレビの朝の連続テレビ小説の時間になってしまった。そのついでにニュースも見て、寝ようと思った時間が9時。これから寝てしまうと11時半にお昼を食べに行けなくなってしまうので、こうなったら徹底的に起きていることに下。

 さて、いろいろとくだらないことをしてから飯を食いに行こうと外に出たら、嵐が吹き荒れてしまっていた。でも、飯が食いたいあまり気合で学校へ行った。
もちろんTomG君はびしょぬれになり、この後、大変な思いをしたんだけど、なんとか飯にありつくことができた。その後、4時間目の授業が始まるまで、空いている教室で時間をつぶしていたんだけど、これがどうも昨日からの徹夜がたたっているらしく、風邪を引いているのと重なって気持ちが悪くて大変だった。このままOSの授業は受けられるような気がしたけど、次の体育は絶対無理だと思ったので、サボるなら道連れの論理(ってなんなんだ)に基づいて、さっさと帰ってきてしまった。
 すると、なんだか学校に行っているはずのやつからメールが入っているではないか!!そう、そいつ試験休みだった。しかも返事を出してからすぐに電話がかかってきたので、話し込んでしまった。そんなわけで電話を切ったころには高校の授業が終わるころの時間になってしまっていた。それから電話を切ってすぐに、弟子からも電話が入った。これもまたいつもの悪い癖で、話し込んでしまったので、気がつくと午後の5時を過ぎてしまっていたのだ。ああ、かえってすぐに寝ようと思ってたのになあ・・・。
 その後なんだか某会社から「合宿形式の講習会」なる案内が入ってきていたので、面白そうだと思って申し込んでみた。この講習会は、その会社が開発したスクリプトプログラムを使って、視覚障害者にもゲームを作ることが可能なので、その方法を教えてくれるという。しかもうれしいことに、参加者にはそのプログラムの発売直前のバージョンをプレゼントしてくれるというので、そんなのが台好きな俺は、すぐに飛びついてしまったというわけだ。
 それからテレビを見ながら飯を食っていると、特集で「最近の若者の味覚がおかしくなっている」なんてのをやっていた。それによると最近の若者は食生活が乱れているために、味覚がおかしくなっているらしい。特にすごいのは、「お菓子しか食べない女の子」、「パンしか食べない女の子」なんてのがいるのだ。パンしか食食べないというのは、もちろんおかずも食べないし、スープも飲まない。ひたすら毎日パンだけを食べつづけるというとんでもないやつだ。もちろんお菓子しか食べないってのもこれと同じくひたすらお菓子しか食べない。時々煮物なんかを食べるときは、純情じゃないほど醤油をかけまくる!!普通しょっぱくて食べられなくても、そいつは味覚障害を起こしているので「おいしい」とか行っているから本当にあきれた話だ。
一方、牛丼しか食べない男というのは、部屋が汚くて足場もない。毎日牛丼だけじゃ飽きないの?と効かれると、「牛丼にマヨネーズかけてショー湯たっぷりかけて、ふりかけかけて罵バリエーションを付けてるから飽きない」だって。おいおい、それってもう牛丼じゃないぞ!!
 その後俺も最近自分でご飯炊いてないので、やばいとおもって、久しぶりにご飯を炊いて家から持ってきて冷凍になっているカレーをかけて食った。

 その後にニュースを見て、風呂に入ってから睡眠モード。ああ、長い1日だったなあ・・・。




2002年01月22日(火)
刑が軽すぎる

 今日は昨日学校をサボってしまったので、まじめに行くことにした。
 でも、1〜3時間目にかけていつものように遊びタイムになってしまったが・・・。
 何気に遊びとか言いつつも、BLPCの資料作成に費やしていたりする。

 授業が終わったあと、家に帰ってきていつものごとく暇つぶしをしていると、久しぶりに寒くなってきた。天気予報によると、今日からまた寒くなるというので、すぐに暖房をいれて部屋を暖めた。
 それと、この間のとあるソフトのベータ版が体験版で、イ繰り返しインストールしたら使えなくなってしまった話を解決すべく、そのメーカーと交渉して何とかすることができた。
 そのあとニュースを見ていると、新潟県で当時小額4年生だった女の子を9年間の長期にわたって換金した男が、懲役14年の刑を受けたというニュースを放送していた。しかし、これはいくら法の定めるところをできるだけ利用して刑罰を重くしたとしても、軽すぎるように思う。だって、この女の子は、思春期と人生で一番大切な時期をこの馬鹿男に奪われたんだ。この程度で済まされ茶かわいそうだと思う。この子の苦しみを考慮して、法律を無視した判決を出すなら、懲役18年ぐらいは食らわせないといけないような気がするんだけどなあ・・・。
まあ、検察側も法律の定めるところを最大限利用して、できるだけ重い刑を求刑したことは社会の動きからすればかなり評価できるけど、この件に関してはこれから事件が凶悪化しそうな社会風潮を考えれば、法律そのものを見直す必要があると思うんだけど。

 そのあと、PERLプログラミングにしばしはまってから、明日もあるのでそこそこな時間に寝た。




2002年01月23日(水)
パソコン選び

 今日は1〜3時間目までしかなかった。しかもそのすべてがお遊び可能な時間だったので、思いっきりメルマガを作ったり、いろんなことをやらかしていた。
 授業が終わったあと、暇に任せてある先生の研究室に行った。
そのあとあまりにも暇だった俺は、家に帰ってBLPCの宣伝活動を始めた。最初はいろいろなホームページの掲示板に書き込んだりメールで宣伝したりといろいろ考えながらがたがたやっていたけど、どれもこれもあんまりぱっとしなかった。そこでこうなったらいちかばちか、新聞社に直接電話して、記事にしてもらえるように掛け合ってみた。
すると対応してくれた記者の方は、
「いいですよ。機会があれば書いてみましょう」
とおっしゃっていただいた。そのあとここ最近の贅沢な悩みである「どのパソコンを買おうか?」というのを考え始めた。実は昨日Dell Computerに見積もりを出してもらったんだけど、その担当者が冷たい人手かなり気に入らなかったので、ほかの担当者に見積もりを取り直してもらった。
 そこでかなり今悩んでいるのはCPUをいくつぐらいにするかという話だ。もちろんできれば最新型の2.2GHzのやつがほしいんだけど、在庫状況がはっきりしないので、納期もしっかりとはお伝えできないとのことだった。しかも一つしたの2GHzのものとの差額が20000円もあるのだ。それだけあれば今壊れているパソコンを修復できてしまう。もし2.2GHzのものを導入してしまうと、壊れたパソコンは予算上修復不可能になってしまうし、納期がはっきりしないとかなり困る。
そこで俺のかわいい後輩に聞いてみると、「俺なら2GHz選ぶんだけどなあ」とか言われてしまった。確かにそうなんだけど、悩むんだよなあ・・・。




2002年01月24日(木)
ついにパソコン購入

 今日は昨日の夜から悩みつづけていたパソコンをついに購入してしまった。
朝起きてからも実は俺の頭の中では2と2.2という数字が回りつづけていたんだけど、俺のノートパソコンの横で眠りつづけるパソコン君。今まで俺のために一生懸命働きつづけたこのでかい図体を見て、電源を入れてみた。しかし、こいつは眠りつづけたまま、起きだしてはくれない。そんなやつを見て、やっぱりかわいくなってしまった(ってなんだそれ?)。ちなみにこいつだってそんなに低スペックなパソコンじゃない。CPUはセレロン800MHz、メモリ256MB、HDD20GBの代物だ。もちろんこいつの故障原因はHDDにあるので、起こすときには40GBの薬を塗って病気を治すので、今はやりのWindows XPも十分動くだけのスペックがある。そんなわけで俺の頭の中で回りつづけていた二つの数字が、「2」でとまった。それと同時に、昨日メモしておいた担当者の名前と電話番号を手に、ダイヤルを回し始めていた。
 そんなわけで俺は、ついにDellComputerのパソコンを購入してしまった。スペックは、CPU Pentiam4-2GHz、メモリ512MB、HDD120GBの代物だ。しかも高級なサウンドカードを搭載してもらった。値段が張るのでディスプレーは今までのものを使うことにした。もちろんこれはWindows XPモデルだ。まあ、音声環境は十分じゃないかもしれないけど、この程度のものを使っていないと、これからサポート業務は勤まらないと思って思い切ってしまった。ちなみにお値段のほうは227000円程度だったと思う。ああ、ついに買ってしまった。
 それから今日唯一の授業に行って、飯を食って帰ってきた後、つくものインターネットショップで40GBのHDDと5インチベイに入るスピーカーを購入した。よし!これでばっちり!!
 それから、メールマガジンの読者の方からメールをいただいていたので、その返信を書いてからBLPCのホームページのメンテナンス作業をやった。実は今日の昼頃から、BLPCのアカウント当てのメールを自分の個人アカウントに転送しているメンバーの一人が、プロバイダのメールボックスをパンクさせたらしく、その人当てのメールがエラーになってアンリ社の俺のところに届き始めたのだ。もちろん相手のメールボックスはいっぱいなので、メールでの連絡は不可能。そんなわけで携帯に電話した後、インストラクター専用ページに「連絡ボード」なるものを設置しようとした。しかし、これがなかなか正常に動作してくれない。多分これは会員認証を行っているプログラム部品を追加しているためだと思ったので、いろいろ調整したんだけど、何度やってもだめだった。それで頭にきたので、ふてくされて昼寝タイムに突入してしまった。しかも、相当ぐっすり寝てしまったらしく、起きた後に留守電をチェックしてみると、かなりの嵐になっていた。ああ、昔は電話がなると起きたのに、最近ぐうたらで困ったもんだなあ・・・。
 そのあと、飯を食ってから、昼間のメンテナンスの続きをやった。
そのついでに、専用ページの大幅なセキュリティ強化の作業もやったので、結局寝たのは3時を過ぎてしまっていた。




2002年01月25日(金)
面倒くさい

 今日は特に変わったことはなかった。
 学校から帰ってきてメールでつくも電気から変なメールが届いていた。
どうやらなんだかクレジットカードの有効期限が間違っていたらしい。
 そこでつくもに電話で訂正してもらったんだけど、いやあ、あそこは顧客管理ちゃんとできてるのかなあ・・・。
だって注文番号を言っただけで普通データベースを検索すればこっちの電話も住所もわかるはずなのに、それが全くわかっていないんだからしょうがない。
 今日はこんな感じであまり面白いことはなかった。






2002年01月26日(土)
寝過ぎ

 今日は起きたのがなんと午後2時だった。
ああ、もう久しぶりに休みだと、時間間隔が全くなくなっちゃうんだからしょうがないなあ・・・。そのあと、なんだか明日は天気が悪くなるという話だったので、今日のお昼ご飯も含めて買い物に言ってきた。
 そのあとでなんだか弟子のSと電話でひとしきりくだらない話をしてから、久しぶりにデータのバックアップ作業をやった。実はこのノートパソコンの隣で眠りつづけるパソコンの中には、大事なデータが入っていたんだけど、こいつ先週から全く目を覚ましてくれないので、もしかするとこのデータを失うかもしれない。でも、ほとんどはちょっと前のバックアップで助かってるんだけど、ひとつだけちょっと、いやかなり大事なでーたが残っているので、何とか取り出せないものかとこいつを起こそうとするがぜんぜんだめだった。
まあ、今後こういうことにはならないように、ノートパソコンに残っているデータだけでも外付けのHDDにコピーしておいた。
 ところで本日、夜中に俺のホームページのカウンタが2900を超えた。ああ、そろそろ記念すべく3000に達する。でも、1000番をゲットした友達から、ちょっと前に聞き捨てならない話を聞いていた。それというのは、その友達がアクセスしたとき、カウンタは999を指していた。そこでそいつは、掲示板を見たあとでそのページに戻って再読み込みしたら、なんと1000にあがってしまったとか言っていた。
そこで原因を考えたんだけど、同じ人が短時間の間にアクセスしたときに、カウンタを上げないシステムがしっかり機能していなかったんだと思う。
そこで今回の3000番だけは、偶然ゲットする人にプレゼントすべく、この機能を強化した。だから今日からカウンタの上がりは鈍くなるかもしれない。
と思ったんだけど、この作業を行ったのが夜の10時ごろ、それから夜中の2時に確認してみると、今までと同じようにカウント地は進んでいた。ああ、うれしい。つまりこの結果から、カウンタの誤動作で数字が挙がっているのではないことがわかったのだ。
皆さんいつもご覧いただき、ありがとうございますです。
これからも面白いことをちょくちょくと書いて行きますんで、よろしくです。




2002年01月27日(日)
むかつくクリーニング屋とFAQ

 今日は10時頃に変な電話がかかってきた。
何でもクリーニングのキャンペーンとかで、布団とかじゅうたんとかの大きなものを、今回5点までで500円でクリーニングしてくれるという話だった。そこで、部屋も汚かったので、暇つぶしに頼んでみることにした。
電話でこちらの位置を伝え、さて、最終的な会社からの電話確認の時点になって、担当者が
「すみません、学生の方は内の会社ではできません」
だって。ああ、電話が入った時点でそのときのおばちゃんには学生だって言ったんだけど、どうなってるんだこの会社!!
もし学生を受け付けないんだったら、電話に出た時点で「学生の方ですか」って確認しないとだめじゃないか!!
しかも、TomG君は電話攻撃担当のおばちゃんに、30歳以上の人だと思われてしまった。ああ、悲しいなあ・・・。
 そのあと久しぶりにBLPCのホームページの「よくある質問と回答」を更新しようと紫檀だけど、いちいちHTMLを書くのが面倒になってきた。そこでFAQを管理できるCGIが出ていないかどうか確認すべく、いろいろと探してみると、今まで見つからなかった新しいCGIスクリプトサイトを発見した。その中に、TipsListというFAQ管理専用のスクリプトがあったのだ。しかもこのスクリプト、今まで俺が見つけて「使えない」とやめてしまったFAQ管理スクリプトのように、フレームがつかってあって音声で使いにくいということもなく、快適だと思った。そこで早速ダウンロードして設置した。
ホームページリーダーで動作確認したところ、かなり快適だった。
そこで泡展望の俺は、すぐにFAQの登録作業を始めた。
さて、一通り完成したので、何気なくPC-TalkerとIEの組み合わせで除いてみると、タブキーでリンクをたどっても「すべて表示」と「一覧リストを展開」としか聞こえないのだ。ホームページリーダーではちゃんとジャンルリストの項目を読み上げるのに・・・。おかしいと思ってその部分のソースを確認してみると、リンクタグの属性に、変なものが指定されていた。俺もこんなものは知らなかったんだけど、これがある製でどうも読み上げに支障が出ているのだ。
しかも、今度はボイス・サーフィンで確認してみると、▼とかいうわけのわからない記号だけのリンクがあるように聞こえる。ホームページ・リーダーでは記号だけのリンクは読み飛ばしてしまうので気が付かなかったんだけど、ジャンルリストごとにこの変なリンクがあることに気が付いた。
これ、もちろん目の見える人が見ると、この▼の部分に「一覧リストを展開」という文字が入って、右側にあるジャンルリストを▼が指し示しているんだと思うんだけど、これでは音声で聞いてもさっぱりわからない。
そこでこのスクリプトを改良して、もう少し音声で使いやすいようにカスタマイズしてみた。そのあと、目の見える人にチェックをお願いすると、質問と回答の「回答」をすべて「解凍」に間違えていることがわかった。ああ、30個以上も登録したのに・・・。
そんなわけでちまちまと全部直すはめになってしまった。
でも、これでFAQも今までよりもぐっと見やすくなったからいいか。




2002年01月28日(月)
パソコン復活

 今日は9時半頃に起きた。
その後、メールで「音で効くパソコン講座」とか言うのの案内がきていたので、早速○○FM(コミュニティ)のサイトにアクセスして聞いてみた。
感想はというと、内容はかなり丁寧に開設されていて初心者向けの役に立ちそうなものだった。しかし・・・この担当者の○○さんとか言う人、もう少しアナウンスの基本程度は勉強してからラジオ番組をやってほしい。だって、いかにも原稿を音読しているのがばればれなのだ。しかも「訛り丸出し!!」ってかんじで、ちょっと聞いていて気になった。
誤解しないでいただきたいのは、俺はこの番組の質が悪いといっているわけではない。この番組のパーソナリティーの「しゃべり方」がちょっとラジオ放送にしては気になるという話をしているだけなのである。
 その後最近知り合った人からメールがきていた。実はこの人のメール、いつもなんだか一部文字化けしているんだけど、この前「文字化けで読めませんでした」とか書いたら
「私のメールって何で文字化けするんでしょうか?」
とかいう質問がきてしまった。そこでその人のメールのヘッダ部分を覗いてみたんだけど、どうがんばってもその人のメールソフトをつかめなかった。でも、いろいろ調べたところによると、どうも長い行を折りたたまないで(適当なところでエンターキーで強制改行しないで)送ると、一定の長さを超えたところで文字化けが発声するような気がするんだけど、俺にはここまでしかわからなかった(情けない)。
 その後俺の隣で眠りつづけるパソコン君を起こしてみると、ななななんと、今日は目を覚ましてくれた。そこでこの前置き忘れたデータをすぐにネットワーク経由で取り出して、授業が終わった後に友達を呼んでHDDの交換とOSの再インストールをやることにした。
 さて、授業に行くと、やっぱりいつものように溜め込んでしまった日記を書いてから、休み時間になるのを見計らって、友達を捕まえて、なんとか授業の後に手伝いにきてもらうことにした。
ところでいつもパソコンを使っていて思うんだけど、音声環境で人の手を借りなくてもOSの再インストールをできるようにしてほしい。実はOSが入ってしまえば、スクリーンリーダーのインストールはCDを挿入するだけでできてしまうので、問題はOSそのもののインストールと、ディスクのフォーマットとか領域確保などの基本的な作業も、音声環境でできるように難とか考えられないものだろうか。とか書きながら、実は、HDDの領域確保やフォーマットの作業などは、基本的にMS-DOSの上で実行するので、できないこともないんだけど、その後のWindowsそのもののインストールは、どうがんばっても音声が出ないので、誰かに画面を読んでもらわなければならない。しかも視覚障害者でパソコンに詳しい人って言うのは、画面さえ読めればこんなことは簡単にできるから、余計に悔しい。
俺の場合は近くに画面を読んでもらえる友達がいるのでまだましかもしれないけど、そうでない視覚障害者は、画面が読めないがゆえに高いインストール料金を払って、OSのインストールだけを業者に依頼しなければならない。そうなってくると、自分の好きなときにOSの再インストールはできないのだ。
もちろんHDDの取り付けやメモリの増設など、手で触ってわかるような器械的な作業はなんとか自力で行うことができる。昨日もHDDの取り付けそのものは俺がパソコンを空けて自力¥でやったのでこれは確実!!
あの・・・どこぞのOSの最王手メーカーのMクロソフトの開発者の皆さん、視覚障害社だってOSの再インストール、自分でやりたいんですけど、なんとかなりませんかねえ・・・。
 さて、HDDを取り付けて、早速起動ディスクから立ち上げて領域確保をやった。ちなみに今回買ってきたHDDはIBMの40GBのやつで、領域はすべてひとつにして確保した。まあ、ここまではすぐにトラブルもなく終わった。しかし、この後ディスクを初期化しようとして
FORMAT C: エンター
「コマンドまたはファイル名が違います。」
あれれれ、何でまた起動ディスクにFORMATコマンドがないんだろうなあ・・・。
友達もこれには驚いてたんだけど、そこであきらめると大変なので、CDロムドライブに移動して、WindowsのCDの中に、Formatコマンドがないか
DIR /S FORMAT.* エンター
とやったら、Win98ディレクトリの中に、FORMAT.COMがちゃんと入っていた。
そこでそれを起動ディスクにコピーしてから、HDDを初期化した。
初期化が始まってすぐ、
「腹減った、飯でも買いに行ってくるか」
という話になったんだけど、
「今10パーセントだから飯買いに行くほど時間ないよ」
ということで、やめてしまった。ところが、50パーセントを過ぎたあたりから、かなり進むのが遅くなった(空腹のためそんな気がした)。でも、今飯を買いに行くよりもこの後のWindowsそのもののインストールの方が時間がかかるので、そのときに飯を買いに行った。
 さて、初期化が終わってWindowsのインストールプログラムを立ち上げて飯を買ってきて飯を食っていよいよWindowsのインストールが終わってみると、いろいろとドライバが足りないらしく「不明なデバイス」攻撃にあってしまった。そこで一つ一つインストールするのは面倒になって、以前「HD革命バックアップ」というソフトでバックアップしておいたデータから前の環境を復元することにした。
そこでひとつの疑問が浮かんできた。それは、前のディスクは富士通の20GBのやつだったので、40GBのディスクに昔のデータをリストアしたらどうなるかということだ。俺とその友達は、
「今のバックアップソフトは頭が良いから、40GBに変更してくれるんだろうなあ」
という意見でまとまって、すぐに「HD革命・バックアップ」をインストール、以前のデータをバックアップしておいたスカジー外付けHDDを認識できていたので、すぐにリストア作業を開始。ところが、その作業の途中で、
「フォーマットが違います、変更しますか?」
というメッセージが出現した。そこで俺たちは、そのメッセージを
「このディスクはバックアップもとのファイルとフォーマットが違います。バックアップ元をハードディスクに合わせて変更しますか?」
といういみだとおもって、「はい」ボタンを押した。というかそれしか選択肢がなかった。さて、なんだか作業が始まった。そして、「リストア作業を開始します、よろしいですか?」とか効いてきたので「OK」ボタンをプッシュしてしゃべりながら待つこと30分、完了して立ち上がったWindowsのマイコンピュータでディスクの容量を確認してみると、Cドライブが、19.8GB・・・これってもしかして昔のディスクの容量に合わせてそのまま親切にリストアしてくれちゃったってことなのだ。
ああ、せっかく40GBをひとつのドライブにして、ゆったりと使いたかったのになあ・・・。
でも、待てよ、これってもしかして、残りの領域にWindowsXPをインストールしろっていう神様からのお告げがあったのかもしれない(ってそんなのあるか!)。。でも、そう言うことにして、残りの領域にWindowsXPをインストールして、マルチブートにすることにした。
そこで早速WindowsXPのインストールに入ったんだけど、そこで俺はとんでもない失敗をやらかしてしまった。それは、インストールを始めるときに、外付けのHDDの電源を切り忘れてしまったのだった。その製で、WindowsXPは、飽き領域に入ったんだけど、基本フォーマットで初期化されていた外付けのHDDの方がドライブレターの番号割り当てが優先されてしまったため、なんと、WindowsXPは、ドライブFにインストールされてしまった。しかも、これがWindows98系のOSならば、起動したときにドライブレターは変更されるけど、XPはNT系のOSなので、インストール時のドライブレターが有効になってしまう。そんなわけでインストール語に外付けHDDの電源を切ってみると、見事にXPはFドライブにインストールされていたというわけである。

 さて、この件はもうこれ以上どうしようもないので、支障がないことを確認して、あきらめることにした。
もうここまでくれば、後は自力でできるので、友達が帰った後ソフトのインストール作業を始めた。ちなみにWindows98の方は、以前からの環境そのものなので、別に変更する必要はなかった。やったことといえば、メールのデータをノートパソコンからコピーして、メールソフトの設定を変更したことぐらいだろうか。
問題はXPの環境だった。ソフトによってはどちらのWindowsでも動作するものがあるし、お気に入りなどのデータは両方のOSで共有したい。そこでデータ全般や両方のOSで動くプログラムは、Cドライブ(Windows98の方にインストールしておいて、WindowsXP側のレジストリを「Windowsを2000パーセント弄くるツール」を利用して操作した。これを使ってレジストリを書き換えてやれば、XP側のお気に入りを、Win98側のフォルダに同期させることができる。正確に言えば、お気に入りやスタートメニュー、プログラムファイル図などの基本的なフォルダのターゲット(指し示す位置)を自由に変更できるので、これらのうち必要なものに付いては二つのOSで共有が可能なのだ。
しかもうれしいことに、このプログラム視覚障害社用ではないのに、しっかりと音声が出てくれるので、こう言う裏技をやるのがとても楽だ。このツールを俺が発見するまでは、いちいちレジストリエディタでこれを手動で書き換えてたんだけど、やっぱり手動は危険だよなあ・・・。
 その後、何気なくXP側でネットしていると、XP側にはリアルプレイヤーが入ってないことに気がついた。こうなったらプログラムファイル図そのものも同期させようと思ったけど、これやるとWindows98系のOSでしか動作しなかったり、逆にNT系のOSでしか動作しないプログラムもごちゃ混ぜになるので、これはやめておいて、両方で利用できるものに関しては、面倒でもWindows98環境でインストールした後、手動でXP側に同期させることにした。てなわけで、リアルプレイヤーはどっちでも動くかどうか自信がなかったので、両方の環境にそれぞれインストールした。
 そんなことをやっているうちに夜中の2時を過ぎてしまったので、明日もあるので寝ることにした。




2002年01月29日(火)
強固なケースとあまのじゃくスピーカー

 今日は朝おにぎりとサンドイッチを食べたら、なんだか食べ過ぎてしまったらしく、学校に行ってからもなんだか胃の調子がおかしくてしょうがなかった。そんなわけでいつも食堂で大森を食う俺なんだけど、今日は珍しく
「ご飯少なめにしてください」
とか言ったら、食堂のおばちゃんに「どうしたの?」とか言われてしまった。
ああ、俺が大盛り食わないのって、おかしいのかなあ・・・。

 授業が終わったあとパソコンに内臓スピーカーを取り付けるために、先生に手伝いに来てもらった。実はこの作業、昨日やる予定だったんだけど、あまりにもパソコンの前面パネルが協力にとめられていて、ねじをはずしてもパネルが外れなくて断念してしまった。
さて、先生もこの強固なパネルはずしに取り掛かったんだけど、パソコン政策になれた先生でも、こいつはかなり面倒だったらしく、なんと1時間以上もパネル外しにかかってしまった。
そしてスピーカーを取り付けたら、また面倒なことになってしまった。
あの、皆さん、ボリュームつまみって、右に回すとボリュームが大きくなりますよね。このスピーカー、なんだかこれが逆なんです。そこでこれは気に入らないので仕方なくスピーカーを逆向きに取り付けて回避しました。
 このスピーカー、ちょっと見てみると「台湾製」です。
台湾のほうでは、このボリュームの常識って違うんですか?
まじめに不思議です。





2002年01月30日(水)
特許

 今日は朝飯を買ってくるのを忘れてしまったので、ご飯抜きだった。
ちなみに昨日の夕飯も満足に食っていなかったので、学校へ行ってもかなり腹が減って大変だった。
 ちなみに今日の授業中の内職は、この日記の執筆と、昨日に続いてのメルマガ発行だった。
 実は昨日メールマガジンを発行してから、いつもは必ず1通はくるはずの読者の方からの反応が途切れてしまっていた。
そこで今回のねたはつまらないのかなあと思ったけど、最後まで書かないと尻切れトンボになるので、ともかく今日のうちに最後まで書いてしまおうと思ったのだった。
 それと、最近読者数が伸びないので、どうやったら読者数を増やせるのか、いろいろなサイトを見て研究していると、俺の使っている「メールマガジン発行システム」の作者のページに、「インターネットガール」とかいうメルマガのバックナンバーがあった。
そこでわかったのは、あまり読者数を増やそうと考えるよりも、内容を充実させたほうがいいということ。損なのは常識かもしれないけど、案外これが難しいんだよなあ・・・。

 家に帰って、いつものように何をするでもなくごろごろしていると、この間原稿を書いた雑誌の会社から、その会社で出しているメールソフトが届いた。そこで早速インストールしてユーザー登録を済ませ、マニュアルに一通り目を通してからいろいろと実験してみた。ちなみにこのメールソフト、視覚障害者の間ではそこそこ使われているものだったので、操作方法を知らないと話にならないので、以前に体験版をインストールして遊んだことがあったので、比較的早く使い方はマスターできた。
 それと今日、俺の利用しているケーブルテレビ会社から、回線速度を増速するとの連絡があった。今年の4月から4MBPSに増速するらしいけど、どうせやるんだったら8MBPSにして、YBBと戦えばいいのになあ・・・。
 それからテレビを見ていると、研究者の間で「仕事中に自分が発明した特許」は会社のものであるか、研究者個人のものであるかという話題を放映していた。
その中で、今「青色発行ダイオード」の発明者が、会社を相手取って、報奨金の支払いか特許権を返すかどちらかを求める裁判を起こしているという。
確かに会社としては100億円市場の製品を開発した発明者に、たった20000円の報奨金しか払わなかったのはまずいと思う。俺としては、会社に特許権を譲渡する正式な契約でも結ばれていなければ、発明したものの特許権は、基本的に個人に帰属すると思う。

 そんなテレビを見てから、英語の宿題を片付けて、そのあとで出会い系サイトをはいかいしたあと、眠りについた。




2002年01月31日(木)
パソコン到着

 今日はなんだか朝から寒くてしょうがなかった。
 それと、英語があるのであまり学校へも行く気がしないって野が本当なんだけど。
 まあ、でも英語は必修科目なので、何とか単位だけでも出してもらわないと困るので、イc一応出席しておくことにした。
そしたらなんだか変な宿題が出てしまった。

 それから情報通信、経営情報の授業が終わって家に着いてから、DellComputerに納期の確認電話を入れてみると、
「TomGさんの荷物は、現在○○運輸の茨城倉庫にあります」
だって。正直言ってびっくりしてしまった。
先週の木曜日にパソコンを注文したときには、
「2週間程度お時間をいただきます。」
といっていたので、まさか今日パソコンがつくとは思っていなかったのだ。
しかもどこの会社のどこの倉庫に荷物があるかまで、会社のほうで把握しているんだから、今のネットワークはすごいなあ・・・。
さて、そんなわけで明日に荷物が着てしまうと、不在になってしまうと思ったので、○○運輸に電話してみると、
「先ほどドライバーがお届けにあがったらしいんですが、どうやら不在だったとのことです」
だって。ああ、新聞受けの中にはしっかりとそれらしい紙まで入っているではないか!!
そんなわけですぐに配達してくれることになった。

 さて、しばらくして待望の新しいパソコンが届いた。
そこで早速箱をあけて、中身を確認してみると、思っていたよりも大きな本体のパソコンだった。
それからが大変な騒ぎである。まず今まで使っていたパソコンをどかして、その代わりにこの新しいパソコンを入れる。その後どかしたパソコンをどこか別の場所に置かなければならない。
そうでもしないと部屋が狭くて寝るところすら確保できないのである。
しかし・・・古いパソコンを撤去したのはいいけど、もちろんこんな狭い部屋にパソコンラックを二つ置くスペースがあるわけも泣く、何かをどかしてそれを実家のほうに持ち帰るしか方法が思いつかなかった。
さて、そこで何をこの部屋から撤去しようかと考えあぐねた末、馬鹿でかいCDラジカセにおさらばしていただくことにした。
そんなわけでラジカセの配線をはずして洗面所の前に放り投げておいた。
そして、ラジカセが置いてあったテレビの横のスペースに、古いパソコンを設置してルータに接続した。
幸いなことに、うちはケーブルテレビでネット接続をしているので、ケーブルモデムもルータもその近くに置いてあったので、配線に苦労することはなかった。

 さて、大体の設置作業が終わった後、新しいパソコンの配線作業をやった。しかし、これがなかなかの大変さで、どこに何をつないでいいか調べるのに苦労した。特にキーボードとマウス、スピーカーとライン入力などは、まったく同じ形のコネクターを使っているので、まったく話にならない。
そこでDellのサポートセンターに電話を入れて教えてもらおうとダイヤルを回した。
しかし、世の中そんなに甘くはない。というよりもDellComputer、あまりにも視覚障害者無視の経営をしている。
つながった電話の向こうから聞こえてきたガイダンスは、無常にも
「このサポートダイヤルをご利用になるには、エクスプレスサービスコードまたはサービスサブナンバーが必要になります。パソコン本体の前面にかかれているエクスプレスサービスコードを入力して、最後にシャープキーを押してください。」
読者の皆さん、このことが何を意味するかわかりますよね。
そうです。一人暮しの視覚障害者は、困ったとき、サポートダイヤルにすらつながせていただけないという、なんとも親切な企業なのです。
もちろん怒りっぽくて強引なTomG君です。早速代表番号に電話して、営業課につながった瞬間
「もしもし、すみません。あの、苦情を申し上げさせていただきたいんですが・・・」
と早速苦情の電話を入れさせていただきました。
すると電話口に出てきた営業マンの態度があまりにも悪いではありませんか!!
久しぶりにヒートアップしてきたTomG君、
「こちらとしてもそれ相応のお値段の商品を購入させていただいているわけです。今のそちらの対応では納得できませんので、部門の責任者の方にお電話変わっていただけませんか」
するとさすがに向こうの方もびっくりしたらしく、なんだか保留されてしまいました。そして数分後、
「この件に関しては今度の定例会で報告させていただきます」
とのご回答をいただきました。
しかし、いくらIT化が進んだといっても、上記のような視覚障害者を無視したシステムは許すわけには生きません。もちろん説明書などに点字のものがないのはしょうがないですけど、サポートダイヤルにすらつながらないというのはあるまじき問題です。

 さて、クレームを入れたと同時に自分のサービスサブナンバーを聞き出してサポートダイヤルに電話すると、さすがにこの面倒くさい番号を打ち込んでいるだけあって、名前も住所も使用機器もまったく聴かれることなく、キーボード端子とマウス端子、スピーカー端子とライン入力端子の位置を聞くことができた。
そこで早速マウスとキーボード、スピーカーなどの必要な機器をパソコンに接続して、Windowsの初期設定と行きたいところだったんだけど、そうは問屋がおろさない。
そう、ここまで自力でできても、Windowsの初期設定にはまったく音声環境を組み込むことができないので、誰かやさしい人を探さなければならない。そこで、いろいろなところに電話をするTomG君。しかし、いつも電話に出てくれるはずの友達は出てくれないし、先生に助けを求めようと思っても、まったく電話には出てくれなかった。
そこでしょうがないのでふくれっつらになって、古いパソコンの電源を入れてメールでも読もうと受信すると、明日ホームページの修正を手伝っていただける予定の先生からメールが入っていた。それによると、
「私は卒研の発表会で忙しいんですが、それ以前に明日そちらの大学は入試休みじゃないでしょうか?」
だって。ああ、まったく知らなかった。しかし、本当に沿うかどうか確実にはわからないので、技官のお姉さんに電話して
「明日って本当に入試休みなんですか?」
と聞いてみた。すると向こうもびっくりしたらしく
「なに、知らないの?明日とあさっては入試で学校内には立ち入り禁止よ」
だって。知らなかったなあ・・・。しかもこの分で行くと、俺のクラスのやつらもこんな話は知らないぞ!!
ってなわけで、友達に電話をするが、やはり出てこない!!もう一人のやつに電話すると、やっと出てきた。もちろんそいつも明日が入試や墨田ということに気がついていなかった。
そんなわけでやっと友達がつかまったと思ったら、そいつは残念なことにこれから用事があるということだった。
ああ、悲しい。せっかく待ちに待ったパソコン君が届いたっていうのに、電源すら入れられない!!でも、こればかりはどうしようもないので、今日はあきらめて、明日友達を探すことにした。
それと、親に電話して、この大きなダンボール箱と、馬鹿でかいラジカセを何とかしてほしいと頼むと、明日仕事の合間に取りに来てくれるということだった。こんなとき、実家の近いTomG君はラッキーだ。
俺の実家からこのアパートまでは、車で約40分程度でつくので、どうしようもないときは何とかなるのだ。
そして、もし明日になっても誰も友達が見つからない場合、親父に画面を見てもらうことができるので、まあともかく一安心だ。

 追記(2002年7月2日)
 確か初めてのパソコンを買って、到着したのが1999年のこの日だったように思う。
偶然というのは恐ろしいものだ。



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