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TomGの過去日記


ここでは、2001年11月から2003年3月までの日記を公開しています。
2003年4月1日からの日記は、Mixiで書いています。
Mixiのプロフィールのリンクは、トップページから、Aboutのリンクを開いて、そちらからアクセスしてください。

2002年02月01日(金)
インストール悪戦苦闘(1)

 今日は昨日からパソコンインストールができなくてむしゃくしゃしていた。
しかし、神はTomGを見放してはいなかった。
 昨日友達があまりにも電話に出ないので、「メール読んだら電話くれ」とメールを置くってあったのだ。
 さて、ぐうすかぐうすか寝ていたTomG訓は、彼からの電話で起きた。
「おいおいTomG、おまえ今日学校や隅なら電話してくれよ」
「おいおい、昨日20回電話しても出なかったおお馬鹿者はどこの誰だよ」
「ああ、わりいわりい、すっかり寝てたよところで何打。」
「かくかくしかじか…ということなんだよ」
「じゃあ、どうせ俺は学校だと思ってたから今から行くよ」
つうことで、何とかインストールをやってもらえることになった。
しかもそいつはそこそこパソコンに明るいやつなので、安心してニューマシーンを任せられるので、うきうきしていた。
 さて、そいつが到着して簡単に初期設定を済ませて立ち上がってきたWindowsXP君、マイコンピュータでディスク状況をチェックしてみると、ななななんと、120GBのHDDをすべて一つのパーティションにしてあるではないか!!ああ、これではWindows98をインストールして、マルチブートにすることは不可能だ。
そこでしょうがないので、プリインストールマシーンにもかかわらず、すべてHDDを消去して、まっさらな状態からのクリーンインストールをやってしまった。

 さて、こうなってくると問題はこのパソコンに付属しているネットワークカードのドライバや、その他マザーボードやディスプレーカードなどのドライバ類が収録されているCDが付属しているかどうか調べなければならない。そこで面倒くさかったので、サポートダイヤルに電話して、これらの入っているCDを教えてもらった。
 さて、そんなわけでインストール開始・・・ところが、そう簡単なものでもない。
まずWindows98をインストールしようとして起動ディスクから起動したのはいいが、領域開放はできるけど、領域確保が中途半端にしかできない。
どうやらFDISKのバージョンが古すぎて、この馬鹿でかいHDDの容量をすべて正しく認識することが不可能だったのだろう。まあ仕方がない。Windows98付属の起動ディスクなんだから。
 そこで今度はWindowsXPのCDからコンピュータを起動して領域確保を試みる。しかし、うまく行ったように見えても、Windows98をインストールしようと、フロッピーで立ち上げてディスク状況を確認すると、ななななんと、作成したパーティションが、すべてNTFSフォーマットになっているではないか!!これでは話にならない。
 そこで今度はまたすべて領域を開放して、フロッピーディスクからパソコンを起動してから、ともかくWindows98インストールのための領域を40GB確保した。
40GBなら、何とかこのふるいFDISKでも確保可能だったのだ。
そして無事にWindows98をインストール。ドライバ組み込みも無事に済んだかのように見えた。
この時点で俺は明日大変な苦労をするとは夢にも思っていなかったんだけど・・・。

 さて、次にWindowsXPのインストールに進もうとして、ディスクを挿入してインストールプログラムを走らせてみると、プロダクトキーがどこに書いてあるのか、まったく見当がつかなかった。そこで今日2回目のサポートダイヤルに電話して聞いてみると、
「パソコン左側面の下の奥のほうに張ってあります」
だって。早速友達が除いてみるが、友達だって弱視なので、こんな見にくい位置にこんな小さな文字でかかれたプロダクトキーをこのまま読み取ることは不可能だった。昨日のサービスナンバーといい、この変な位置に小さな文字で張ってあるだけのプロダクトキーといい、この会社、いったい視覚障害者を何打と思っているんだろう!!許せない!!

しかし、ここはなんとしてでもプロダクトキーを読み取るしか道はなかった。
そこでこの見にくい位置に張られたプロダクトキーを、何とか見やすい位置に持っていくために、パソコンの接続をすべてはずした上で、部屋を明るくして、パソコンの位置を横にして何とか読み取ることができた。
もちろんただでさえ字が小さくて読みにくいんだから、この読み取り作業に1時間半もかかってしまった。最初はいろいろ入力しても、エラーばかり多発したけど、友達もがんばってくれて、形の似た文字に置き換えたりいろいろと試行錯誤して、何とかこの憎たらしいプロダクトキーに勝利した。
 その後はなんてことはない。すぐにWindowsXPのインストールを終了し、ドライバ組み込みも無事に終わった。
 ちなみにこの作業を開始したのは9時40分、終了したのは午後5時を過ぎてしまっていた。
お友達の○○君、本当にありがとう。助かったよ。

 さて、これからはスクリーンリーダーの組み込み作業やアプリケーションのインストール作業だ。
 友達が帰った後、何も起こらずある程度までは無事にアプリのインストールなどを終了し、PCを再起動したそのとき、最初の事件は発生した。
なんと、Windows98が正常に起動してくれない。具体的にはOSローダーの時点でWindows98をした矢印キーで選んでエンターキーを押しても、何やらエラーが出ているらしく、もう一度エンターキーを押さないと起動してくれない。
しかもこのエラー、デバイス組み込みのエラーらしく、レジストリからスクリーンリーダーを起動しても読むことができなかった。

 そんなときに親が荷物を取りに来てくれたので、画面を見てもらってみると、なんだか何語だかわからないような怪しい文字化け文字列が表示されているとのことだった。
ああ、せっかくインストール終わったのに、これじゃあしょうがない!!
ということで、友達にメールで聞いて見たけど、昼間の疲れで寝ているらしく、返事は戻ってこなかった。
仕方なく今日はこの辺であきらめて、ひとまず寝ることにした。




2002年02月02日(土)
インストール悪戦苦闘(2)

 さて、昨日からの悪戦苦闘物語の続きです。

 目を覚ますと9時半を過ぎていた。しかもなんだか朝から電話には着信記録まで何件か残っていた。そこでまず、電話を済ませてから、昨日からのパソコンインストールの続きをやった。
 さて、最初にまず、Windows98とXP両方から使用できるプログラムについては、まず最初にWindows98を起動して、Windows98のインストールされているドライブがわにインストールした。この理由は、WindowsXPをインストールしてある領域は、NTFSフォーマットになっているため、Windows98側からは、まったく覗き見ることが不可能だからだ。
そして、そう行った両方から利用できそうなプログラムについては、WindowsXPを起動して、XP側からSetupプログラムを走らせて、Windows98のインストールされているほうのドライブに上書きインストールしてやる。そうすると、プログラムはひとつだが、両方のOS側からインストール作業を行ったことになるので、両方のレジストリにプログラムは正常に登録される。これによって、余計なディスクスペースを浪費しないようにするわけだ。
 もちろんどちらかの環境でしか走らないプログラムは、走るほうのドライブにインストールしておくわけだけど・・・。
さて、そんなわけでこの日最初に俺を襲ったトラブルは、某社から発売されている電子メールソフトをインストールしたときに起きた。その電子メールソフトは、Windows98の環境でしか走らない。
まあ、そんなことはどうでもいいとして、インストールしたプログラムを起動してみると、「実行時エラー372」とかいうエラーになって起動できないのだ。
そこでこのエラーメッセージを詳しくコピーしておいて、メーリングリストで質問してみた。すると、
「画面の配色設定が16色になっていると、このエラーが発生する」ことが判明した。
それで早速コントロールパネルの画面のプロパティで、画面設定の変更を試みようとした。しかし・・・2色と16色しか選択できない。仕方がないので内の役員の某氏に聞いてみると、そいつのところでも以前同じ減少が発生したらしく、結局リカバーせざるを得なかったとの話だった。しかし、こっちのマシーンは、昨日インストールを行ったばかりの者なので、やすやすリカバー作業なんてやっていられない。
てなわけで、いろいろ調べてみると、ディスプレーアダプタのドライバが正しくインストールされていないことが判明してしまった。それで早速DellのリソースCDロムの中から、そのドライバを探し出そうとした。しかし、何度もこの日記に書いているとおり、DellComputerの視覚障害社対応というのは、どこの企業よりもすばらしく、リソースCDを視覚障害社が操作することすら許してくれない。
具体的には、リソースCDを入れてセットアップを立ち上げると、
「DellリソースCDセットアップ」
というWindow名を読み上げるのみ、タブキーを押そうがAltキーを入力しようが、Shift+F10キーを入力してみようがまったく反応してくれない。
頭に来てPC-Talkerのマウスエミュレート機能を活用しても反応がない。
そこで最後の手段として、OutSpokenという強力なスクリーンリーダーを持ち出した。
しかし・・・ボタンがあることは確認できるが、すべてのボタンはグラフィック構成になっているので、どれを押していいかわからない。こうなったらやけくそだ!!押しまくってやる!!ということでいろいろなところを押しまくってみるが、まったく話にならなかった。
疲れ果てた俺は、もう少しやけくそになって、CDROMの中を直接たたいてみることにした。
そこでマイコンピュータを起動してCDにフォーカスを当てて、中身をのぞいてみると・・・わけのわからない名前のファイルとこれまた想像すらつかないような名前の実行ファイルが入っているフォルダが無造作に並んでいるだけで、俺にはどこにこのディスプレーカードのドライバが入っているのか、見当すらつかないありさまだった。
そこで悪戦苦闘に疲れ果てて、サポートに電話してファイル名を教えてもらおうとすると、向こうのお兄さんもこんな質問が繰るとは予想すらつかなかったらしく、いったん電話を切って向こうから連絡してくれるとのことだった。
そこで暇つぶしに洗濯物を片付けていると、しばらくしてから電話がかかってきた。
それによると、どうやらこのCDのなかには、Windows98に対応したディスプレーアダプタのドライバは収録されていないとのことだった。
しかし、これではしょうがないので、同じメーカーの違うドライバを強制的にインストールしてごまかそうとしたんだけど、いくらやっても失敗してしまう。もちろんこのアダプタのXP用のドライバも無理やりインストールを試みたが、まったく話にならなかった。
電話口の人もほとほと困り果ててしまったらしく、なんだかこんなことを言い出した。
「もしかするとカードのメーカーさんのホームページに、98用のドライバがあるかもしれません」
そこで、このカードを作っているメーカーさんのホームページから、98用のドライバをダウンロードしてインストールすることにした。
しかし、さすが世界のDellComputer、使用しているカードはアメリカのものだ。つまりこのホームページ、なんと俺の苦手な「English!!」でも、これを何とかしないとこのパソコンは正常に動いてくれないので、辞書と翻訳ソフト片手にこのホームページの探索を開始した。むちゃくちゃ迷いまくった挙句、それらしいでかいファイルを発見したので、早速ダウンロードしてインストールしようとした。ところがどっこい、このファイル、回答するとこれまたわけのわからないバイナリファイルの集まりで、インストールプログラムは見当たらないではないか!!
そこで、コントロールパネルのシステムのプロパティから強制的にドライバ組み込みの作業を行って、やっとこの問題は解決した。
 まあ、災難はこれだけですめば俺もよかったんだけど、悪いことというのは次々発生するもので、昨日から問題になっていた起動時に文字化け画面が表示されて、エンターキーを押さないと起動しない現象が気になってきた。
つうことで、いろいろと検索してみると、これがなんと、ネットワークコンポーネントの不良で、パソコンが停止しているのではないかという原因を発見した。そこでコントロールパネルrのネットワークを起動して、インストールされているすべてのネットワークコンポーネントを強制的に削除して、再インストールした。すると文字化け現象はなくなった。
そこでうれしくなってホームページ・リーダーで遊ぼうと思ったら、またまた俺をとんでもない現象が襲ってきたのである。
ホームページリーダーを起動して、お気に入りからページにアクセスしようとして俺は唖然とした。そう、お気に入りの中身がすべて消えうせてしまっているではないか!!
氏かも困ったことに、インターネットエクスプローラの方のお気に入りはちゃんと残っている。ホームページリーダーは基本的にIEのお気に入りをそのまま参照したり操作したりしているので、これは本当に不可解な現象だ。
結局いくら調べても原因はまったくつかめなかった。
そこでまた打ちのインストラクターに聞くと
「俺のところでもそんな減少が起きましたけど、こうなっちゃうと再インストールしかないですよ
だって。ああ、なんでまたこんなに昨日から運が悪いんだろう。
でも、再インストールはやりたくなかったので、俺お得意のレジストリエディタでいろいろなところを弄繰り回してみた。
その後、これまたお得意のWindowsを2000パーセント弄くるツールで、フォルダのターゲットを調べていると、なんだかお気に入りの欄が
C:\WINDOWS\FAVORITES
となっていました。どこが違うんだろうと思って考えあぐねた末、大文字と小文字しか違うところはないと思ったんですが、性格に変更してコンピュータを再起動してみると、ちゃんと直ってくれました。ああ、それにしても何でこんなところが書き換わってしまっているんでしょうねえ・・・。何かのインストールプログラムが書き換えたんだとは思うんですけど、初心者ならこんな状況になってしまうと、間違いなく再インストールを余儀なくされてますよ。

 そんなわけでトラブル続きだった土曜日は過ぎていったのでした。




2002年02月03日(日)
食中毒

 今日は昼頃に起きてだらだらしていた。
 そしてお昼を食べたときにその不幸は襲ってきたのだった。
なんと、TomG君、おとといの卵パンを食べてしまった。何も食い物が無かったので、買ってくるのが面倒なあまり、ちょっと危ないかなあと思いつつおとといのだからまだ大丈夫かとか思っていたのが大きな間違いだった。
お昼を食べ終わって喉自慢を見ていると、なんだか腹が痛くて動けなくなってしまった。
そこでもちろんトイレに直行して戦うこと約20分、何とかこの悪夢からは開放された。

 さて、昨日に引き続きこのところこのパソコンと格闘しているけど、またどうもこのパソコン、音声のレスポンスが悪い。しかも日記を書いていると、どうもミスタイピングが多いことに気が付いた。考えてみればこのパソコン付属のキーボード、なんだかタッチがかなり重いのだ。その証拠に何かちょっと物を書くと、すぐに肩が痛くなってダウンしてしまう。なんだか何でこんなにキーボードがぼろいんだろうと思ってしまった。
 それから、あまりにも音声レスポンスが遅いので、メーリングリストで質問してみると、やっぱりサウンドドライバが怪しいのではないかということが判明した。
そこで最新のサウンドドライバを見つけようと思ったんだけど、もちろんこの際とも英語なので、全く話にならない。
読者の皆さんは英語に自信が無い場合は、海外製のパソコンを買うときには、注意したほうがよさそうだ。特に俺みたいにOSを入れ替えて遊び対比とは、ドライバなどの面でかなり苦労する羽目になるのでそこのところをちゃんと考えてからパソコンを買わないとかなり大変な思いをすることになる。

 さて、そんな感じで大体の原因が判明してきたので、久しぶりに読書でもしようと思って点訳書籍のおいてあるネットワークにアクセスしてみると、新着情報にとんでもない本があった。この本、もちろん俺の好きなジャンルの「暴露本」だったので、早速ダウンロードして読み始めた。
 そのあとテレビを見てからまた続きを読んですぐに寝るつもりだったんだけど、結局気が付いたら3時を過ぎてしまっていた。





2002年02月04日(月)
サウンドカード

 今日は午前中授業がなかったので、またいつものようにぐうすかぐうすか昼頃まで睡眠モードだった。
 その後冷凍のラーメンを溶かして飯を食って、テレビを少し見てから午後の授業に言った。
実は午後の体育の時間、屋内スケートを先週に引き続いてやるとか言っていたので、本当はお休みしようかなあと考えていたんだけど、どうもサウンドカードのドライバの入れなおしが必要だと思ったので、友達に頼みに行ったのだ。
まあ、いつものようにスケートは嫌いなので適当にやっていると、いきなり先生に後ろからぐいぐい押されて転びそうになりながらすべる羽目になってしまった。
そんなわけで先生と話しながら滑っていたんだけど、そのときになんだか1年生のある学生の話になった。
ちなみにそいつはいろいろな人から嫌われているやつで、そいつ恐怖症まで出ているほどの厄介物である。そんなわけで友達のW君も加わって、ああでもない、こうでもないと話しながらやっていたので、嫌いなスケートも案外今回は早く終わった(ような気がした)。
 その後友達にきてもらってサウンドカードのドライバをメーカーのホームページにある最新バージョンのものにアップデートしたけど、まったくレスポンスは変わってくれなかった。そんなわけで二人して困り果てた挙句Midソフトを立ち上げて音楽を聴いていると、そのソフトが演奏している間に限って、レスポンスが改善されることが判明した。
もちろんこの理由はまったく予想できないけど、これを応用してなんとか対策を考えてみた。それは、このソフトをインストールすると、
スタートメニュー→プログラム→このソフトのフォルダ→常に演奏可能にする
とかいうちょっと不思議なショートカットが作られる。
このショートカット、実は昔のサウンドドライバで、二つの音を同時に鳴らせないものがあるんだけど、そう言うサウンドドライバをほかから使えないように、そのソフトが独占する機能らしい。まあ、詳しいことはわからないけど、それを実行していると、プログラム的にはこのソフトが演奏しているときと同じ状態になる。
そこでこのショートカットを「スタートアップ」に入れておくことで、レスポンスを改善するという裏技にたどり着いた。
ああ、しかしこんなこと、音声ユーザーしか感じないだろうし、その解決法だって音声ユーザーが少ない現在だから、公開してないだろう。そんなわけで一応この日記にこれを書いておいた。





2002年02月05日(火)
久しぶりに

 今日は朝から授業がある。
なんだか2年生というのは、授業が抜けるとしても、午前中の授業が会って、午後空き時間ができる感じになる傾向があるらしい。
 そんなわけで今日は珍しく、試験習慣が近いので内職するのはほどほどにしておいて、授業を聞いていたりした。
 さて、授業が終わって帰ろうとすると、久しぶりに先輩に呼び止められた。
実はこの先輩という人は、昔とんでもないことがきっかけで、俺とけんかした。
でも、やっぱり俺と同じ盲学校出身で、中学時代寄宿舎の部屋が一緒だったこともあったので、けんかしたまま卒業になってしまうのはちょっといやだなあと葉前前から考えていたんだけど、やっぱり先輩だってそう思ってくれていたらしい。
そんなわけで、今度の木曜日に飯でも食いにいって、お互い空白の時間にたまってしまった話でもしようということになって、あっさり仲直りした(よう泣きがした)。

 さて、そのあと、なんだかもとかののUが、俺のことを呼び止めるではないか。
なんだか教室の前で、さっきから気配がするのでちょっとやばいような気がしたんだけど、つかまってしまった。ああ、こんなとき複雑な気分だ。普通振られたんだからむかつくはずなんだけど、うれしいような何というかちょっと複雑な心境になってしまう俺って情けないのかなあ・・・。
それで俺がつかまった理由というのは、どうやらMS-DOSのパソコンを壊してしまったから、何とか直してくれという話だった。
もちろん彼女もWindowsのパソコンは持っているけど、やっぱりテキストファイルを編集したりするときは、Windowsのとろとろ動くエディタなんて使い物にならない(使いたくない)。特に正規表現を必要とするような検索や置換の操作をしようとなると、MS-DOSのエディタが必須の道具になる。
そんなわけで俺が彼女にMS-DOSの便利なエディタの使い方を仕込んでしまったので、このエディタなしでは効率が悪くてしょうがなくなってしまったらしいのだ。
しかも、MS-DOSというのは、インストールやアプリケーションの登録、ドライバの組み込み作業などはほとんど手作業で行うので、そのマシーンを直してもらうには、そのマシーンをインストールした人にやってもらうのが一番手っ取り早いというわけだ。
 俺は一瞬戸惑ったけど、一応あのパソコンは俺がインストールしたので、責任があると思って直しに行くことにした。
 それから家に帰ってきてからちょっと考え込んでしまった。
正直に言ってしまうと、俺はもちろんまだ彼女のことは好きだ。
だから無理はしないことにした。
無理してると辛くなっちゃうような気がするから。
好きなら好きでいいじゃないか。
自分の気持ちに正直になろう。相手に迷惑かけなければそれでいいじゃないか。そう思った。




2002年02月06日(水)
たまりゆくレポート

 今日は6時ごろに目がさめてしまったので、時間がもったいないと思って読書をしていた。
それから朝からたこ焼きを食って学校に言った。
 いつものごとく授業中にホームページの更新作業やらなんやらいろいろやっていると、担当の先生が何か怪しげな紙とフロッピーディスクを配布するではないか!!
そう、考えてみるとレポートの時期になっているのだ。
 もちろん今日初めてこの怪しげな髪とフロッピーディスクが俺の手元にやってきたわけではない。昨日もこれまた怪しいフロッピーディスクと紙がやってきたし、変な電子メールも届き始めている。
しかし、この悪魔に打ち勝つための準備すらできていない。
まあ、提出期限はかなり割きなのでのほほんとしていられるんだけど、ななななんと、9日が締め切りの悪魔も俺の手の中で暴れだしている。ああ、早くやつけないとやばいなあ・・・。でも、いつものごとく締め切りマジかにならないと、勉強する気が湧かないので、試験収監中に片付けようと思って今日は現実逃避をすることにした。
 ちなみに今日は1〜3時間目まで同じ教室なので、週の中でも一番仕事がはかどる日だったりする。そんなわけでホームページの更新では空き足らず、今度BLPCで行うイベントの資料の仕上げ作業もやってしまった。
それでも暇だったので、メールマガジンのバックナンバーも公開することにした。見たい人はメールマガジンの紹介ページの下のほうにリンクがありますので、それをご覧ください。
 家に帰る途中、地元のおじさんに声をかけられた。
いつも俺がこの辺をうろうろしているので
「お兄ちゃん、今日は学校終わり?」
とか言われてしまった。それでいつも心配してくれているらしいので、冷たく通り過ぎることはできないと思って少し話していると、俺の大嫌いなタバコを吸い出したので、すぐに逃げてきてしまった。
 そのあと久しぶりに昼寝をしてから飯を食った。

 ちなみに今日の夜中、Uから電話がきた。
どうやらやっぱり寂しいらしい。
でも、友達だとか言われているので、俺はものすごく複雑な心境なんだけど・・・。
友達だとか言いつつも、普通の花しか足してると「冷たいね」とか言ってくるし。
ああ、女心ってわからねえなあ・・・。




2002年02月07日(木)
あの英語の先生なんて嫌いだ!!

 ああ、しかし今日も英語の授業があるので気が重い。
実は昨日ちょっと夜更かしした制で、はっきり言って眠くてしょうがなかったので、英語の授業に行かないかなあと思ったんだけど、せっかく宿題もやったので、行くことにした。
 でも、やっぱり行かない方がよかった。
 だってあの教室、展示の英和辞典があるにはあるんだけど、音声でパソコンが利用できる環境がまったくそろっていない。
だから書き直すことになっても、まったく作業効率が悪くて話にならないのだった。
 しかも今回の英作文のテーマが
「My Hometown」なので「、公式ホームページすら存在しない田舎町出身の俺にとっては、かなり書くのが大変なのだ。
そんなわけでせっかく宿題をやっていったんだけど、損なのはほとんど役に立たなかった。

 さて、問題なのは次の授業もそうだ。
ネットワークプログラミングをやったのはいいんだけど、これも音声環境が不充分な制で、まったく話にならなかった。プログラムの実行環境も音声化されていないし、コンパイルすら音声では無理なんだからどうしようもない。でも、唯一の救いは、テルネットでサーバーに接続して、そのサーバーの上で実行すれば何とかなることぐらいかなあ・・・。
いやあ、しかし内の大学は視覚障害者のための大学にもかかわらず、まったく設備面でも整っていない。これだから新聞社のホームページのフォーラムでたたかれるんだよなあ・・・。




2002年02月08日(金)
資料修正

 今日は授業がずっと詰まっている。
でも、結構遊ぶ時間はあるので、学校に資料作成の仕事を持っていった。
 実はBLPCのイベントの資料をそろそろ印刷しなければならないので、そんなにゆっくりしていられないのだ。
 そんなわけで1時間目と2時間目かけて何とかがんばって資料をテキストとHTMLファイルで作成した。
 それから3時間目にエクセルの授業があった。ここでおおっぴらにばらさせていただくと、内の大学、情報処理学科でありながら、授業でエクセルに触れたのは「恭賀初めて」だった。しかもこの授業、内の学校の先生がやっているのではなく、字もとの大学の先生が非常勤で来ているのだ。
だからこんな本当の状況を知っているはずがないので、ちょっとびっくりしていた。
まあ、。この先生のお蔭で、俺はホームページの構成がしっかりとしてきたんだけど。
もちろん今日の午後も先生を捕まえてホームページを直してもらおうと考えていた。
しかし、俺の個人ホームページよりも、今回のBLPCの受講者募集の資料の方が大事だと思ったので、今回はホームページの更新作業をやめて、資料の校正作業を手伝ってもらってしまった。
でも、最初に見てもらったときは、とんでもないという感じだった。
それほど俺が最初に作ったページはひどかったのだ。
そんなわけでこれを修正するのにかなりの時間がかかってしまった。
その後ちょっと遅れぎみで次の授業に行くと、またレポートの数が増えてしまった。
ああ、やるのが面倒くさい!!
 その後で友達と弁当を買いに行った。しかし、弁当屋は休みになっていた。まったくせっかく買いに行ったのになあ・・・。




2002年02月09日(土)
展示の資料と就職ガイダンス

 今日は午後から学校の就職ガイダンスがあったので、珍しくスーツを着て学校に行った。
すると、休みの日だったので、普通の経路では教室に入ることができないではないか!!しかもこの教室、普段、内の学科では利用しない教室だったので、この講義室を探すのが大変だった。

 この就職ガイダンスは、ある企業の総務部長で障害者雇用に熱心な人が来て、模擬面接を行ったり、履歴書を点検してくれたり、今企業でどういう人材が求められているのかなど、就職に必要な知識を丁寧に説明してくれるもので、この企業に内の学校から行った人がいる。そんなわけでいつも土日のイベントには出ないTomG君だったけど、今日は珍しくこのガイダンスに出てみた。
 ちなみに俺の履歴書の評価はまあまあかなあ・・・。
でも、資格をあまり持ってないからそれが不利なんだけど・・・。
 説明会が終わった後、友達と資格の弁当屋に行くことになった。しかし・・・こんな日に限って財布の中には300円しか入っていない。昨日ちゃんと金は下ろしてきたんだけど、財布の中に入れるのをすっかり忘れていたのだ。ああ、かなりなさけない(とほほ)。
そんなわけで友達に借金をすることにした。
しかも家に戻っているひまなんかないから、スーツのまま弁当屋に入ってしまった。しかし、こんな格好で弁当買いにくるやつなんているんだろうか・・・。

 その後家に戻ってBLPC講習会の現行の最終的なつめをやった。点訳係りとの調整、印刷スタッフとの調整など、間違えると発送日に大変なことになるので、慎重に行わなければならなかった。
 そんな時、やっぱり問題は発生してしまった。どうやら点字印刷の方式を日本展示の方式(18行32ます)で印刷してしまうと、使用する紙の枚数が増えすぎてしまう。今回の資料は、850部も印刷するので、この紙1枚がかなりの経費節約になる。
ちなみに印刷用の点字用紙の値段は、1000枚で2900円もするので、馬鹿にならないというわけだ。
そんなわけで、印刷方式をアメリカ式の(23行28ます両面)に変更することにした。ところが、俺はいつもこんな方式で印刷することなど無いので、プリンタの設定をこれに合わせて変更しなければならなかった。
俺の持っている点字プリンターは、アメリカ制の物で、かなりいろいろな種類の点字を打ち出すことができるが、その分設定が面倒くさいことで有名な代物だ。もちろん1度設定してしまえば問題無いんだけど、この設定を確定するまでに、かなりの時間と無駄紙が出てしまう。ちなみに本日の無駄紙の枚数は16枚だった。
でも、何とか久しぶりに設定できて一安心だった。




2002年02月10日(日)
電話代

 今日はなんだか朝の4時ぐらいに寝た性で、どうもいけないと思いながらも、午後2時まで寝てしまった。
 その性でどうも完全に昼と夜が逆転してしまった。
 まあ、後輩から電話がなかったら何時まで寝ていたかがわからないと着ているから、俺もしょうがないやつだなあ・・・。
モーニングコールだって言うのに、電話が終わったときには平気で午後4時半を過ぎてしまっていた。
これだから俺と友達になったり、何らかの関係を持ち出すと、電話代が跳ね上がる。ちなみにその後輩は、愛知県から筑波まで電話しているので、もちろん恐怖のNTTコミュニケーションズの扱いになってしまって、何か電話の割引サービスを適応しないと、大変なことになってしまう。
 まあ、こんなことはどうでもいいとして(よくない)どうやらそいつはまたもとかのからこくられたらしい。一度振られたらしいんだけど、どうも女心はわからない。
 ちなみに俺も最近元かのの○○が、接近してきている。でも、この大学で数少ない全盲なので、いろいろと悩みを話したりしたいみたいだ。俺だって確かにこの学校の中で生活していると、いろいろと不満がたまってkるので、そんな話ができれば良いと思っている。
まあ、早い話がやっと友達に戻れたということかもしれない。

 それから今日は、この前食事に行く約束をしていた同じ盲学校の出身の先輩が、俺の家に遊びにきた。いろいろあって険悪な雰囲気になっていたので、最初はお互い話しにくかったんだけど、いろいろお互い長いこと話していなかったこともあって、たまる話があったので、少しするとすぐにいろいろと話ができた。
ちなみに火曜日にも飯を食いに行く約束をした。
 そのときちょっと近くのセブンでみかんゼリーを買ってきたんだけど、なんだかパックの上の方が破れていた。しかもそこからみかんが飛び出しているではないか!!ああ、何でこんな単純なことに気がつかなかったんだろうなあ・・・。




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