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TomGの過去日記


ここでは、2001年11月から2003年3月までの日記を公開しています。
2003年4月1日からの日記は、Mixiで書いています。
Mixiのプロフィールのリンクは、トップページから、Aboutのリンクを開いて、そちらからアクセスしてください。

2002年04月21日(日)
会議と秋葉原マニアなお店ツアー

 今日は東京でBLPCの会議があったので、昨日から泊り込んでいる新井君と一緒に昨日買ってきた弁当を食って出かけた。
ちなみに朝からチーズ入りささみかつ弁当を食ったら胃が持たれた。

 そんなわけでタクシーでバスセンターまで行って高速バスに乗って東京まで出かけたんだけど、今日は日曜日でのぼりがすいていたのだろう、予想よりはるかに早く東京駅に到着してしまった。
 そこでともかくコンビニで甘いものを買って、身障者待合室でほかのメンバーと連絡を取ってから、会場の最寄駅の王子まで向かった。ちなみに王子駅から会場の障害者スポーツセンターまでは、無料の送迎バスが運行されているので、すぐにセンターの前まで行くことができた。ちなみに俺は、この経路をまったく知らなかったので、技術部長のGBKに、最寄駅の十条まで来るようにいってしまい、あいつをかなり待たせる結果になってしまった。
 そのアト予約していた集会室で会議を済ませたアト、ひまなやつを集めて雨の中秋葉原ツアーをやることにした。ちなみにメンバーは、新井君、俺、ロービジョンセンターのもぐもぐさんの3人だった。
 もちろん秋葉原を庭にしているもぐもぐさんがきたということは、この先の動向は決まったようなものだ。そう、裏通りのマニアなお店ツアー。
つうことで、ノートパソコンを探したり、Faxを探したりして、4〜5件のジャンク屋を回ってきた。その中でもぐもぐさんは28900円の日立のB5ノートを発見して、即購入していた。ああ、もぐもぐさん、あんなにノート持ってどうするんだろうか?ちょっと無駄なような気がするんだけど。
 そのアトMドナルドに入って、最近出たMックマフィーのジャンボセットを食った。
このジャンボセット、Lセットの上を行くセットだったらしいんだけど、どうもドリンクがでかいだけで、ポテトとかハンバーガーとかは普通のような気がした。
 そのアトで俺がヘッドフォンマイクを探してから、7時ごろに解散した。
 バスセンターで高速バスを降りると、外は雨になっていた。そんなわけで今日は疲れていたのも会って、雨の中帰る気にはならなかったので、またタクシーを利用して帰ってきた。




2002年04月22日(月)
小技

 今日は朝起きたときに無性にいつもよりも眠くてしょうがなかったので、学校サボろうかなあとか思ったんだけど、一応まじめなTomG君、学校に行くことにした。
だって、そんなこと言いながらも今日は1時間しかないのでまあなんとか遊んでいればOKかなあとか思っていたりした。
 しかし、最近あまりにも俺たちの暮らすがふまじめなので、先生たちもどうやら知恵をつけ始めたらしい。だって今まで教科書を読ませることのなかった先生が、最近順番に教科書を読ませるようになったりしている。こうなってしまうと今までのように心おきなく遊ぶことは不可能になる。だって、いきなり指名されたら、どこを読んでいたのか遊んでいると皆目見当がつかなくなってしまうからだ。
でも、そこが全盲の耳のすばらしさ、右耳からパソコンの音を聞き、左耳から先生の声を聞くというとんでもない離れ業をやり始めた。でも、こんな技を使っていてもやっぱり作業効率はぐんと落ちてしまう。まあ、遊ばないよりは遊んだ方がいいので、これからはこの方法で移行かと思っている。でも、やっぱり遊びたいからこの授業、取るの止めようかなあ。先生方、生徒に逃げられたくなかったら遊びを黙認しておいた方が・・・。どうせ生徒は授業なんて単位を取るための道としてしか考えてないんですから(一部の生徒除く)。

 授業が終わった後新井君とMSNでしばらく会話して、学殖でカツ丼の大盛りを食って帰ってきた。
 それから今度は、BLPCの会員ページの中に、ログ倉庫を造ろうかと思って、いろいろなCGIを探していたんだけど、ベーシック認証が利用できないと、いくらアクセス制限パッチをロードしても、ちょっと対応できない大がかりな者ばかりだったので、今回はログ倉庫作成は見送ることにした。ああ、.htaccessが使いたいなあ・・・。

 それからなんだか7時頃になってどうも眠くてしょうがなかったので、早々とベッドの上にひっくり返って寝てしまった。
 もちろんこんな時間に寝てしまうと、一番電話の多い時間帯が迫ってきているので、何度か電話がかかってきて目を覚ました。そしてついに、12時をすぎた頃、Tan君からの電話で起き出してしまった。
その後友達としばらくチャットにふけってから、思い立ってちょっと変な実験をやってみた。
 それは、俺のいつも使っているメールソフトを、WindowsXP対応の某スクリーンリーダーで読み上げさせようという者だ。このメールソフト、どうもバージョンアップ料金を取りたいらしく、WindowsXP上では正常に動作するくせに、この某有名なスクリーンリーダーのXPバージョンでは音声が出ないのだ。一応その対策として、今年の9月まで動く試用版は公開されているが、これでは9月をすぎた時点で金がなかったらやばいことになってしまう。
実は何気なく昼間このスクリーンリーダーのメーカーのHPを除いてみると、どうもこのスクリーンリーダー対応ソフトを制作するために会社側で提供しているライブラリのファイルが、WindowsXP版のスクリーンリーダーでは、Windows9X版の同じスクリーンリーダーと違って、Windowsフォルダの中だけでなく、Windows\system32フォルダにも存在すると書いてあったのだ。
そこで、このライブラリファイルをWindows98のパソコンからコピーして、それをXPのパソコンの上記二つのフォルダに強制上書きしてみた。
もちろんこれでこのメールソフトに、このスクリーンリーダーをWindows98「版の者だとご認識させてしまおうというのがねらいだった。
結果はというと見事に大成功!!
しかし、これをやってしまうと、今の試用版1.53Bは動かなくなるので、視覚障害者の読者の皆さんは注意してください。





2002年04月23日(火)
面倒な入力フォーム

 今日は午前中にUがYBBに加入したいと言っていたので、フォームの操作ができないということで俺が代理登録することにした。
しかしこの面倒くさいフォーム、健常者だって絶対にやりにくいと思うんだけど、もう少し順を追って入力させるとか、もう少し気の利いたやり方はできないものだろうかといつも感じる。特に初心者ユーザーにとって一番引っかかってしまうのはクレジットカードの番号認証だ。殊に銀行振込の場合とクレジットカードの場合とのフォームを分けてくれていないところでは、ちょっと迷ってしまう。
たとえばせっかく番号を入力して送信しても、なんだかわけのわからないエラーに悩まされることがある。俺もクレジットカードを使い慣れなかったころにはそんなわけのわからないエラーに悩まされて2時間以上も悪戦苦闘させられることだってあった。そして大体たどり着く結論、それはクレジットカードで支払うつもりで番号を入力したにもかかわらず、選択項目のデフォルトが銀行振込になっているからだったりする。しかもその選択項目の説明が、画像を使って行われていたりすると、その分かりにくさは天下一品になる。
ここまでインターネットが発展しても、やっぱり世の中の人のほとんどは初心者であることを、Webページの製作者の立場でも意識しなければならない。
実はおととしの冬、俺は無線仲間のおじさんから、某プロバイダの4時間無料コースの受付が始まったという話を聞き、すぐにクレジットカードを作ってこの機械に入会した。そのおかげで俺は実家に帰ってもインターネットをできる環境を手に入れることができたりしたんだけど、そのときの俺はまだクレジットカードを使い慣れていなかったので、オンラインサインアップに3日以上も悪戦苦闘してしまった。
しかし、その次の週に実家に帰った折、無線でそのおじさんとひょっこりつながった。そこで俺は
「おじさん、おかげさまで入会できましたよ」
とか言った。するとおじさんは
「TomG君は、誰かに申し込み書いてもらったの?」
「いいえ、オンラインサインアップですよ」
するとおじさんは、
「よくまああの面倒なフォームを弄くったね。俺の友達なんて全員手が出なくて結局T屋にある申し込み用紙もらってきて、紙で手続きしてたんだよ。」
とか言われた。だからこのフォームの操作はなれないと全盲はもちろん目の見える人だって難しいんだなあとか感じている。

 そんなわけでやっと申し込みがとおったので、ちょっと余計な話をしてから学校に行った。
 授業が終わってコンビニにフランクフルトを買いに行くと、どうもなんだか売り切れてなくなっていた。人間というのはどうもないと知ると余計に食べたくなる動物らしく、家に帰っていじけながら後輩にメールを書いてしまった。
ああ、なんて大人気ない大学生なんだろうか?俺ってやつは・・・。
 それから最近ちょっと読み始めた小説を読みながら飯を食って横になっていると、やっぱり寝てしまった。
 11時半ごろになって、なんだか電話の音が聞こえて目がさめた。
しかも電話機からはうちの大学の人らしい電話番号がしきりに流れてきていた。
こんな時間にうちの大学の寮らしい番号から電話がかかってくるということは、どうせ猪君だろうと思って不機嫌そうに「もしもし」と電話に出ると、
「私、情報処理学科1年の○○と言う者ですが」
というびびったような1年生の声が流れてきた。ああ、ちょっと悪いことしたかなあ・・・。でも、眠かったんだもんしょうがないか?1年生の俺に電話する係りになってしまったひと、ごめんなさいでした。
 それからいつものMLの仲間とチャットに励んでいると、いきなりその中の一人のお姉さんが説教地味たことを言い出した。内容はさておき、このことについては俺も思うところがあったので、厚くなっていろいろと語ってしまった。
でも、人って言うのはこんなに考え方が違うとは。同じ障害者であっても経験や障害の程度なんかで考え方は180度違うんだと実感してしまったひと時だった。



2002年04月24日(水)
いろいろ

 今日はまたまた授業は午後からしかなかったので、午前中は遊んでいた。
 午後の授業の先生もなんだか最近知恵がついてきたので、おちおち遊んで入られなかった。でも、まじめにやるのも癪に障るので、やっぱりまじめにはやらなかった。
 それからなんだか眼科の検診があるらしく、4時間目の授業が急行になった。
そこで先生を捕まえて、ある会社に提出するための論文を作成した。
 その後卒研の先生とこれからの進め方についての相談をした。
 その中で、先生に「Windows上で動くTelnetがほしい」といったら、PC-Talkerの音声で使えるものを開発してくれると言うことになった。
それから、今年は卒研の履修者が少ないから、なんだか一人あたりの割り当てパソコンの台数も多かったので、何気に俺は3台のパソコンを確保してきた。まあ、そんなことを言っても最近のものは1台しかなく、ほかはちょっと古めのサーバー用マシーンと、それの端末として、PC98のMS-DOSマシーンを借りた。
 それが終わった後、1年生に今度の金曜日のバーベキュー大会の会費をクラス分集めたものを払って、しばらく後輩と立ち話をしてから、帰りに弁当を買って帰ってきた。
 ちなみになんだか今日買ってきたしゃけ弁当の魚はかなりしょっぱかった。
 そのアトメールチェックをしてみると、なんだか沖縄の大学生のお知らない姉さんからメールがきていた。
 その人は卒業研究でホームページのバリアフリーについて研究している人手、うちの大学にきて俺のことを知って手伝ってほしいとメールしてきたらしい。
まあ、この業界でこんなことばっかりやっていれば、名前だけは知れ渡っているのだろう。もちろん俺はそういうことは大好きだし、このお姉さんの熱心な感じが印象的だったので、すぐにOKの返事を書いた。




2002年04月25日(木)
最近

 今日は1〜5時間目まで、しっかりと授業が詰まっていたので、7時ごろに起きてちょっとコーヒーを飲んでゆっくりした後学校に行った。
 1〜2時間目は演習だったので、さすがに遊ぶことはできなかった。まあ、でもこの授業はExcelの使い方の授業なので、やっておいて損はないのでまじめにやった。
 3〜4時間目は教室が違ったのでパソコンの設定の問題で遊びにくかった。でも、やっぱりそれにもめげずに遊んでいた。
ふと気づいてみると、なんだか授業の話は雑談になっていて、どうもその先生の就職体験談の話になっていた。これはちょっと参考になりそうだったので、ヘッドフォンをはずしてまじめに聞いた。
 5時間目の先生は去年までは一方的に話してばかりいる先生だったのが、今年はちょっとは知恵がついてきて、教科書を読ませるようになってしまったので、ちらちらと教科書を見ながら遊んだ。

 その後近くのコンビニで弁当を買って帰ってきた。
 それからメールを確認してみると、昨日のお姉さんからメールがきていて、電話で話したいとかいてあった。
このお姉さん、最近の大学生には珍しく、かなり熱心な人のように見える。もちろん俺はそんな人と話すのは大好きなので、こちらの電話番号を書いて返事を出した。

 それから今日も、いつものように不採用通知がポストの中に入っていた。
いやあ、しかしここまで連続で不採用通知ばかりだと、はっきり言ってがっかりしてしまう。
でも、それでもがんばらないと、俺は路頭に迷ってしまう。
もちろんそうなれば、ほかの大学に進学するか、実家に戻る以外方法はないだろう。
でも、両親には悪いけどはっきり言って俺は実家に戻りたくはない。
俺は小さいときからずっと寄宿舎で家族を離れて生活してきたから、どうも実家の雰囲気にはなじめないところがある。しかも打ちは農繁期になると忙しくなって、ひまそうにしていると両親から愚痴を言われるので、家にいたくないのだ。
そんなわけで、実家に戻るという選択は、即削除。
すると残りの大学進学の選択になるけど、それだと俺の夢を実現するための行動がちょっとやりにくくなるし、大人社会の仕組みを知ることができない。
ということで、いくら不採用通知がきても、ひたすら就職活動に励むしかない。
 でも、不思議なことに、がっかりはするけど、不採用の通知を読み上げる音声を聞く度に、なんだか今後の就職活動への気合が入ってくる。
 俺は日本で最初の視覚障害者のサーバー管理者という職につきたいという目標がある。それを目指して卒業研究のテーマもその関係のことに決めた。
でも、一般企業の人は、視覚障害者がコンピューターを使えるということすら信じてくれない人が多い。
ああ、こうなったら内のグループで夏休みに企業の方に視覚障害者のパソコン環境について知ってもらうための催しでもやろうかと、本気で考えている今日この頃だ。




2002年04月26日(金)
バーベキュー

 今日は3時間目に授業があるだけだったので、午前中は小説を読んでいた。しかもいつもノンフィクションしか読まないTomG君には珍しく、今回のは完全なフィクション、しかも恋愛小説だ。
 そんなわけで昼頃になって学校に行って飯を食ってから、授業に言った。もちろん今回もなぜか分からないけど遊んでしまった。でも、今回の授業は俺の嫌いな理論ではなくて、マーケティングの歴史みたいなものをしゃべっていたので、ちょっと手を休めたときに聞いたりした。
 それから今日は、なんだか1年生の授業の一環として学内の人たちを集めてバーベキュー大会をやるというので、ちょっと今年の1年に会いに行く感覚で、遊びに行ってみた。
 さて、こういうバーベキュー大会の場合、全盲は現地に着いたらまず優しい人を見つけないと、食いたいものを取ってもらったりできないので、食堂の前についてすぐに耳をぴくぴくさせながら知っている人を捜した。
すると、体育のK先生を発見したので、早速捕まえると、近くに内の学科の技官の○○さんがいて、周りの状況とか、どこのコンロがいっぱい焼けた者が乗っていそうだなどと説明してくれた。
そこでまず俺は、腹も減ったことだし、腹にたまる者を食べるのに、焼きそばのコンロの前に言ってゲットしてきて食った。そんなわけでいろいろな人にくっつきながら肉だの野菜だのを取ってもらって食っていたんだけど、気がついてみるとなんだか俺の周りには知っている人がいなくなっていた。そう、どうやら1年生に取り囲まれてしまったらしい。さっきまで卒検担当の某氏が痛んだけど、どうも気がつかない内に姿をくらましてしまったらしい。
でも、神はTomGを見放さなかった。1年の優しい女の子が、声をかけてくれたのだ。
まあ、そんなわけでしばらくその当たりで肉を食いながらぶらぶらしていると、いきなり技官さんが俺を呼ぶではないか。
言ってみるとそこには内の学科の1年の女の子が固まっていた。そう、この前冗談で
「ああ、1年の女の子捕まえようかなあ」とか言っていたのを覚えていてくれたらしい。
そんなわけでまた二人の女の子に囲まれて話をしようかなあとたくらんでいると、運が悪いというか何なのか、22年のKurafukiがやってきた。しかも二人のクラスメートを連れてきていた。
まあそんなわけで、そいつらも巻き込んで5人でちょっと話をした後、今度は男ども3人でドイツが学科の中で一番怪しいかというくだらない議論をしてしまった。
しかも気がついてみると、周りは俺たち以外すべて1年生になってしまっているではないか。
ああ、なんだかやばい!!つうことで俺たちはさっさと退散したのだった。




2002年04月27日(土)
テキストファイルとは何か

 今日はいつもには珍しく昨日早く寝たので、8時頃に目が覚めた。
その後暇になってしまったので、何かやることはないかと考えたんだけど、小説は昨日読み終わってしまったし、何をやると言っても思いつかなかった。
そこで、やっぱり暇なときは読書に限るの精神に基づいて、また何かおもしろそうな本を探した。すると前からこの日記で取り上げてきている点訳本をダウンロードできるネットワーク、この後は(Nネットと命名する)のダウンロードランキングの上の方に
「テキストファイルとは何か」なんて言う本があった。
テキストファイルって何かって、こんなことだけでも本になるのかなあとちょっと興味がわいたのでダウンロード委sて読んでみると、これが案外おもしろかった。
最初の方で日本のコンピュータを使いたがらない著名作家の話をしていたかと思うと、今度はワープロとエディタの話になる。そうかと思うと今度は現在の日本の漢字の成り立ちについて論じ始めるなど、こいつはかなりおもしろい本だ。

 それから今日は午後、友達が遊びに来た。
CDを焼きに来たんだけど、そのついでに手作りのお菓子を盛ってきてくれた。
しかし久しぶりに手作りのお菓子なんて食ったなあ。かなりうまかった。
いつもコンビニ弁当と学殖だけで生きていると、こういう者ってかなりうまい。
CDを焼いている間、そいつと将来の夢について語っていた。
俺は将来、どんなに小さな会社でも良いから、自分の会社を持ちたいと思っている。
それは、本当に自分のやりたい仕事をやっている会社が、俺の知っている範囲では、今のところ日本にはないからだ。やっぱりできることなら仕事は自分の好きな仕事、楽しい仕事の方が良いと思っているのも一つにはある。
やっぱり俺は、いくら収入が少なくても、気の合う仲間と好きな仕事がしたい。
それに、やっぱり単純なことだけど、夢を持って生きていた方が楽しいと思うからだ。

 それはさておき、今日はいきなり今度の講習会の受講者に一人欠席が出てしまった。
それで、このまま枠をあけておくのはもったいないので、追加募集をすることにした。
この日記の読者の中で少しでも興味のある方は、リンク集から「ブラインドパソコンサポートホームページ」に入って、トップの上の方にあるリンクをクリックしてください。




2002年04月28日(日)
つぶやき

 今日は俺の参加しているメーリングリストが解散するかもしれないという状況になっていた。管理人の友達がメーリングリストを継続管理するように説得しているんだけど、ぜんぜん管理者は聞く耳を持たなかった。
 まあ、午夜にチャットで会議を開催していたんだけど、その会議も管理者はROMしていて全然参加の意思がなかったから基本的にもうだめだろう。
 今MLを立て直そうとしている人も自分が管理人を引き継げばいいのに、ほかの人に管理人を任せようとしたりしている。これでは絶対に解散寸前になった組織を立て直すのは無理だと思う。まあ、この組織を捨てて新しい組織を作るのは簡単だろうけど・・・。
 やっぱり組織が大きくなればなるほど、メンバーの考え方もその人数に比例して違ってくる。そうなると必ず喧嘩もするだろうし議論も活発になるだろう。そんなときに向きになったり感情を高ぶらせてすぐに組織から抜けていく人が出てしまったり、人を攻撃するような発言も出てくるだろう。
そうなって組織がまとまらなくなったとき、すぐにそれに気づいてもっとも適切な判断をして、いかに組織を維持するかが管理者やリーダーと言われる人の腕の見せ所だと思う。
はっきり言って俺は、自分の運営している組織がそのような状態になれば、冷静な議論をとことんやらなければならないと思っている。その中で議論に疲れて組織から脱退する人がいればそれはしかたのないことだろう。その人がその組織にとって本当の意味で必要な人であれば俺は呼び戻すが、そういう人ではなければ呼び戻したりしない。だって、その人がその組織の中でやっていく木がないのに呼び戻してもいい結果にはならないと思う。
 逆に、俺は自分の所属している組織の考え方が自分に合わない場合には、自分がその組織に入っていることがどうしても必要ではない場合にはすぐに脱退する。人の考え方に自分の考え方をあわせるのは基本的に俺は嫌いだからだ。
 日本人というのはどうも自分の考えをはっきり言わなくていやだ。
しかも自分の考え方と人の考え方が違った場合、議論を避けるのがこの民族の特徴なのだろうか。みんなもう少し自分の考えをはっきりして、納得がいくまで議論すべきだと思う。

 さて話は大きく変わるが、今日俺の弟子が面白いものを見つけてきた。それは情報処理試験の問題がランダムに出題されて、ゲーム感覚で遊びながら勉強できそうなサイトだ。
それで俺は弟子に対抗して初級システムアドミニストレーターの問題に挑戦したんだけど、情けないことに9問でゲームオーバーになってしまった。
ああ、悔しい!!しかもこのときにチャットに集まっていた仲間で、今年の秋にこの試験を受けようという話になった。
というか、弟子が取るというので俺が持っていないと間違いなく馬鹿にされるので、意地でも取らないとまずいのだ。ああ、勉強面倒くさいなあ。




2002年04月29日(月)
イベント前にもかかわらず

 今日は朝から弟子に電話で起こされてしまった。
まあ、最近規則正しい生活をしているので、どうも早く起きてしまう。
それでいつものようにネットミーティングしていると、なんだかいきなり6月に秋葉原ツアーをやろうとか言い出した。
おいおい、5月のイベントもまだ終わっていないというのに、なんとまた気が早いやつなんだろうか。でも、弟子も弟子なら俺も折れ、そんなことを考え出すと血が騒いでしまう。イベントというのは実行するのももちろん楽しいけど、実行に向けてあれやこれやと計画を練るのもまた楽しい。そんなわけでひまそうなうちの役員Tanを呼び出して、その計画を始めた。
 当日のお客様は5人まで、内のひまなインストラクターは出てくること、当日はかなり大きな動きになるので、解除ボランティアさんがいつものイベントよりも大量に必要になる。そんなわけで主任のMR.Q2に話をして今のうちから当日のボランティア確保をお願いしておいた。
もちろんそんな気の早いことを今のうちから言っているので、主任はかなりあきれモードだったけど、この団体はこんなものなのだとあきらめているようだ。
 それから昼飯の弁当を買いにいくと、いつもおばちゃんがやっているはずなのに、今日はおじちゃんが働いていた。最近たまにこのおじちゃんが働いていることがある。
まあ、いつものおばちゃんに比べれば威勢もいいしはっきりと注文を繰り返してくれるのでいいのかもしれないけど、どうもこのおじちゃん、弁当を詰め込むのになれていないらしく、注文してからできるまでにやたらと時間がかかる。それにできてきた弁当、から揚げがパックからはみ出していたり、カツの一部がはみ出していたりする。
まあ、その程度ならいいんだけど、どうも気になるのは店内音楽だ。
今まで最新のポップスが流れていたのに、今日行ってみると、演歌が流れているではないか!!俺は演歌嫌いじゃないからいいけど、この辺は学生街で若い人が多いんだから、昼間から弁当屋が演歌を流しているのもなんだかなあ・・・。
でも、このおじちゃんがこの店に立つようになってから大きく変わったことは、品切れが少なくなったことだ。前はよくしゃけ弁当とかささみカツが売り切れのことがあったけど、このおじちゃんが現れてからは大体売り切れはなくなった。もしかしてこのおじちゃん、今まで店に出現しなかっただけで、店長だったりするのかもしれない。

 その後飯を食ってメールをチェックすると、なんだか昨日のメーリングリストの喧嘩の仲裁役をしていた人からメールがきた。
どうもやっぱりこのメーリングリスト、つぶれるのは間違いないらしい。

 それから夜の11時近くなって、この間就職フォーラムのときに合ったお姉さんから電話がきて、夜中の2時ごろまで話し込んでしまった。
そのお姉さんはうちの大学を卒業した人だったんだけど、昔の話を聞いてみると、どうも全盲を邪険に扱うこの大学の風潮はまったく昔と変わっていないらしい。
そんなわけでそのお姉さんも当時は寮にいるのがいやになって、よく外に遊びに言っていたらしいと話してくれた。
もちろん寮の風紀が乱れているのも当時とまったく変わっていないらしい。
でも当時は、寮の中で同棲している人が8割ぐらいいたというから今よりもっとひどいぐらいなのかなあ・・・。
まあいずれにしても、この短大はしょうがないことだけは確かだ。



2002年04月30日(火)
何で俺だけが学校?

 今日はさすがにイベントが迫ってきているので、その関係の電話やらメールやらで非常に朝から忙しかった。
 しかも今日は内の役員が、授業参観の代休やら移動教室の代休やらで俺だけが学校に行く羽目になった。
 そんなわけで2時間目から授業に言っても、授業中にひたすらパソコンで遊んだり、MSNメッセンジャーでやつらとイベントの打ち合わせをしていた。
ところが、午後になっていきなり学校のパソコンからWebにアクセスすることも、プロキシ経由でFTPサーバーなどにアクセスすることも不可能になってしまった。
前前から今日情報処理学科のサーバーが停止することは聞いていて、それに備えて学校のパソコンのプロキシ設定を、うちの学科のサーバーから情報処理センターのサーバーに変更しておいたのに、どうもおかしい。
そこでいろいろ調べてみると、情報処理学科のネームサーバーが停止しているため、情報処理センターのプロキシサーバーにアクセスできないということが判明した。
そこで、こうなったらプロキシの設定をすべてホスト名ではなくてIPアドレスで指定してみた。するとWebの閲覧もMSNメッセンジャーも問題なく動作するようになった。
ところが、FTP接続は不可能だった。これもどうもネームサーバーが怪しいと思って、すべてホスト名をIPアドレスで指定してやると、何のことはなくすぐにつながってくれた。
 それと今日は4時間目の授業の後に、初めて障害補償教育質のパソコンを触ってみた。ところが、電源を入れてから起動するまでに非常に時間がかかった。しかもスタートアップにはあまり目立ったものは入っていなかった。そこで入っているアプリケーションを確認してみると、どうもノートンアンチウィルスが常駐しているのが原因らしい。
しかも動作も遅いので調べてみると、SAPIという音声をつかさどるソフトのバージョンが音声化ソフトと不適合のものになっていた。
そこでこれをバージョンダウンしておいたけど、さすがにノートンの常駐解除をするのは
やめておくことにした。
 それから家に帰ろうとすると、なんだか雨が降っていた。しかもこういうときに限って傘を忘れてきていた。しょうがないので急いで家に帰ったんだけど、びしょぬれになってしまった。
 それから今日は夜にこの間メールをもらっていた沖縄の大学のお姉さんから電話がきた。9時ごろに電話すると言っていたので、8時ごろネットミーティングしている途中でかかってきたのでびっくりした。
ちなみにかなり話は盛り上がって、長距離電話にもかかわらず2時間も長話をしてしまった。
 このお姉さんは少しだけギャル系のような感じで、少し声を聞いた幹事ではそこら辺でちゃらちゃら遊んでる女子大生に見えたんだけど、しゃべり方の割には考えがしっかりしているし、何よりも面白くて気が合いそうなやさしい人だった。
でもなあ、マックユーザーなのでちょっと卒業研究やるのにも不便だと思う。
何せマック対応の音声化ソフトがないんだから、音声で読みやすいホームページを作ろうとしたとき、手元にテスト環境がないことになる。しかも驚いたことは、このお姉さん、Webデザインを勉強しているとか言っていたのに、HTMLタグをまったく知らないし、エディタという言葉の意味も知らなかったのだ。
でも、なんだかこのお姉さん、情熱的な人なので、必ずいっしょにいいものが作れるんじゃないかと思う。




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