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TomGの過去日記


ここでは、2001年11月から2003年3月までの日記を公開しています。
2003年4月1日からの日記は、Mixiで書いています。
Mixiのプロフィールのリンクは、トップページから、Aboutのリンクを開いて、そちらからアクセスしてください。

2002年07月01日(月)
TeraTerm

 今日は昨日の東京疲れかな?なんだか最近には珍しくかなり遅くまで寝ていた。
今日から7月に入って、本格的な夏休みになるんだけど、どうも大学というのは終業式はないし、情報処理がっkはレポートしかないのでほとんど楽器の終わりを感じなかった入りする。
 さて、昼の時間近くに起きたので小動物君を呼んで飯を食ってから、二人とも暇だということで、教室にたむろしていろいろと話しているうちに、1年生の女の子でも読んで合コンでもやるかという話になった。
そこで俺が代表でメールを出して呼ぼうという話になって、もしOKだったらそいつに連絡することになった。
 さて、そんなわけで家に帰ってメールの文章でも考えるかと言うことで、まず最初にメールを受信して何気なくMLに届いていたメールをみていると、「ホームページ作りました」とか言うお知らせが届いていた。
俺はどうもこういうのをみると、すぐに見に行きたくなってしまうたちなので、メールのことをそのときはすっかり忘れて見に行ってみると、ものすごく易しい文章で、自分の生い立ちとか仕事のことが書いてあって、すっかり気に入ってしまった。
 このページは九州に住むりんりんさんという人のホームページで、電話交換氏の仕事のことや、全盲のりんりんさんの就職の苦労話や趣味のことなど、ものすごくコンテンツが豊富で読んでいて楽しいホームページだと思う。
私TomGも全盲なので、納得したり感心したりしながらかなり楽しく読ませていただきました。そんなわけで皆さんもよかったら是非みてみてください。リンク集に乗っています。

 さて、そんなことをやってから昼間のことを思い出してメールを書いてまず友達に送ると、なんだかそいつは度胸がなくなってしまったらしく、
「やっぱりやめようよ」とか言い出したので、今日のところはやめておくことになった。

 それから夜中にいろいろと遊んでいると、Windowsのメーリングリストに、音声でTelnetをやる方法がでていたので、早速試してみた。しかもこの方法でいくと、なんとSSHというセキュリティを確保したTelnetのようなものを利用することもできる。
 方法は、まずスクリーンリーダーのOutSpokenで通信ソフトのTeraTermを使う。Vectorのダウンロードページなどに置いてあるが、ソースと実行形式のものがあるので、ダウンロードの時には気をつけてください。
 次にインストールする。ダウンロードしたファイルを解凍すると、setup.exeが出てくるので、これを使用して画面の指示に従ってインストールする。
 インストールが終わったらTeraTermを起動し、設定をする。
SetupメニューのWindowを開き、「cursor shape」のラジオボタンで「vertical line」を選択する。
 次にTeraTermを起動し、最初に出てくるダイヤログボックスにサーバーのアドレスなどの必要事項を入れてサーバーにつなぐ。このときにCtrl+EnterキーでSayONの状態にOutSpokenを切り替えておく。
 サーバーにつながったらプロンプトを読むはずなので、ちょっと遊んでみてください。
なお、エディタなどもこれで使えますが、その場合にはよけいな音声がうるさいので、適宜Ctrl+EnterでSayONとSayOffを切り替えて利用してください。

 ちなみにこの後SSHの研究もしていたので、結局寝るのは4時過ぎになってしまった。
SSHを使うためには、TeraTerm用のSSHモジュールをインストールする必要がある。
ここのサイトに日本語化されたモジュールが置いてあるのでこれをダウンロードして、TeraTermと同じディレクトリの中に回答する。
次にWindows98ではautoexec.batに次の1行を書き加えて再起動すると、TeraTermの接続ダイアログのところに「SSH」という項目が追加される。
SET TERATERM_EXTENSIONS=1
これで一応学校のサーバーがここから弄くれそうで一安心だ。





2002年07月02日(火)
日記リニューアル

 今日はいきなり朝方に訳のわからない電話で起こされてしまった。
0120-800-000という電話番号からの着信で、受話器を取ってみるとFAXの様な音がする。
実はこの前からこんないたずら電話まがいのものはかかってきているので、すぐに着信拒否して止めたんだけど、この番号はドコモの番号なので、おかしいと思って、9時頃に目が覚めてから確認してみたんだけど、思いっきり「こちらではわかりません」とか言われてしまった。この前同じような事件があったときは、日本テレコムのFAXサービスに何者かが電話して、わざとなんだか間違ったんだか知らないけど、俺の番号を入力したので、変な電話がかかってきたらしいことはわかった。そのときの日本テレコムの担当者の人はかなり丁寧に説明してくれたのに、NTTときたら、全く調べる気がないのだろうか?すぐに分からないと言われてしまった。まあ止めてしまえばいい話なので気にすることもないかもしれないけど、なんだか少し前から変ないたずら電話が多くて困るんだよなあ・・・。

 それからまた学校に飯を食いに行って、小動物君と教室で昨日の続きを計画しようとしたんだけど、なんだか彼が乗ってこないので、さすがのTomGも一人でやる勇気がなかったので、今回はやめることにした。
 その後先月の前半に点訳を頼んでおいたLinuxの本ができたというので、点訳後援会の部屋に取りに行ってから家に戻ってきた。

 それから久しぶりにTan君の日記を見に行ったんだけど、どうもこれをみていると今の自分の日記が使いにくいし見にくいような気がして、リニューアルしたい衝動に駆られ始めた。そこで彼のまねをして同じスクリプトをダウンロードしてきたのはいいんだけど、今までの記事をどうやって引き継ぐかという問題が出てきた。ログの変換ソフトを作ろうかとか、誰かに打ち込みをやってもらおうかとか、自動入力ソフトでできないかとか、馬鹿なことばかりを考えてみたが、自動変換ソフトを作るぐらいなら、力業で今までのログを一つ一つ貼り付けていった方がいいと思い、ひたすら作業を開始した。
 ちなみに作業を開始したのは午後2時少し過ぎ、終わったのは次の日の午前0時を過ぎてしまっていた。
しかしこんなくだらない日記を、去年の11月初め頃から1日も休まずによくもまあ書き続けてきたものだと、我ながらちょっとだけ感心してしまった。
 ところがここまできて重大なことに気がついた。実はこのスクリプト、漢字コードがEUCでかかれていたので、このスクリプトが生成するHTMLファイルももちろんEUCコードになってしまう。そうすると今使っているページ内検索のスクリプトでは検索できないことになってしまう。それに、同じページ内に二つの漢字コードが入り交じってしまって非常に気に入らない。
 そこでこれをsjisに変更したんだけど、これがまた大変な作業だった。
スクリプトそのものを変更するのは、コードの指定部分とHTMLヘッダ出力ルーチンのEUC-JPとかかれたところを「Shift_jis」に書き直して、コードそのものを変更してやれば何とかできる。
しかし、今日半日かけて生成したHTMLファイルは、一つ一つ力業で変換しなければならない気がしたので、そんなのはやりたくないと思ってちょっとない知恵を絞って考えた結果、MS-DOSのお世話になることにした。
ネットワーク漢字フィルタのNKFを使い、昔DOSの部屋で紹介したバッチファイル自動作成ソフトのFS.EXEを使って一括処理用のバッチファイルを作ってともかく漢字コードだけは変換できた。
そしてサーバーにアップロードしてみてみると、さっき変換したはずなのに、全く文字化けして見えない状態になってしまっていた。
そこでちょっとまたのぞいてみると、HTMLのヘッダの中で、文字コードセットの記述が「EUC-JP」になっていた。
これでは認識しなくて当然なので、これをなんと貸すべく、またMS-DOSのツール「Rep」を使ってすべて置換して再アップロードしてみると、やっと思うとおりに操作できたので、ともかく一安心。
 その後でページ内検索のスクリプトの設定で、日記も検索するように設定を「変更し、今回の日記との戦いは終わったのだった。




2002年07月03日(水)
(続)SSH

 今日は午前中はほとんど寝てばかりだった。
しかし、10時頃に内のボランティア主任のQ2が電話してきて、いきなりシャープのパソコンで、NumLockがONになってしまって、文字入力ができないと言う電話がかかってきた。
そこでいろいろと押しまくってみたんだけど、全然解決には至らず、しょうがないのでシャープのサポートダイヤルの番号を教えてそこに聞いてくれるように言って電話を切った。
ところが、なんだか名古屋の方の変な番号を教えてしまったらしく、その後東京のメビウス専門のサポートダイヤルの番号が分かって訂正する羽目になってしまった。
ちなみにこれの直し方は、FNキーを押しながらNumLockキーを押せば直るらしい。

 その後午後はほとんど読書をしながら過ごして、夜になってポストを見に行ったら、久しぶりにフロッピーの雑誌が来ていたので、それを開いてみると、あまりおもしろそうなのは乗っていなかった。なんだか最近この雑誌、おもしろくなくなってきてしまった。昔はこれだけで4時間ほど暇をつぶすことができたんだけど、最近は30分も暇がつぶれなくなってしまっていた。

 その後昨日の続きでSSHの実験をやろうとしてホストに接続してみると、どうもなんだかホストからのメッセージが文字化けしてしまって読むことができない。しかもなぜかエディタが使えなくなっていた。
そこで設定の項目をみてみると、なんとなぜか分からないけどデフォルトの設定に戻ってしまっていた。
そこでいろいろ調べてみると、TeraTermはなんだかSetupメニューの中の「Save Setup」を実行して、設定を保存しておかないと、次回起動時には設定が元に戻ってしまうことが分かった。
 次に文字化けの原因であるが、漢字コードの設定ミスだった。
この設定はSetupメニューの中の、「Terminal」の中で、「Kanji (receive)の コンボボックス」をホストにあわせないといけない。たいていのUnix系のホストでは「EUC」がふつうのような気がするので、文字化けする場合にはこれを変更してみてください。
それから「Kanji (transmit)の コンボボックス」というのがあるので、これも前のところで合わせた漢字コードに合わせておかないと、こちらから送った者が文字化けする。
 そんなわけで早速SSHで大学の学生サーバーにログインして、mnewsでメールを送る実験をやってみると、しっかりメールが届いてくれた。
最近はサーバー管理をSSHでやっているところが多いので、これで音声環境でも何とかサーバー管理ができるかと思うと、ちょっと嬉しくなってしまったりする。



2002年07月04日(木)
いきなり暑くなる

 今日は午前中は何度か電話が鳴っていると知りながらも、暑いなあと思いながらも、ひたすら寝ることに専念していた。どうも休み中は夜と昼が逆になってしまって仕方がない。
それにしてもなぜ夜になると後から後からやることが浮かんでくるのに、昼の間はやる気がしないのだろうか?これはもちろん夏休みに限った話だけではない。春休みだろうが冬休みだろうが、3連休以上の休みにはいるとこの調子なのだ。
 さて、そんなわけで眠いなあと思いながらも、起きて食堂に行かないとまともなご飯を食べ損ねるので学校に行って飯を食って帰ってくる途中、地元のおじさんに声をかけられた。実はこのおじさんは、俺がこの部屋に引っ越しが決まって学校からの道を覚える歩行訓練をしているときに、速攻にふたがしていないことに腹を立てて家の前でぶつぶつ言っている俺を見つけて「あんちゃん、気をつけろよ。」と声をかけてくれたおじさんだ。
そんなわけでこのおじさんにはちょくちょく声をかけられるんだけど、今日は珍しくちょっと長めに立ち止まって話し込んでいた。
 家に帰ってからフリーのミディ素材が置いてあるサイトで音楽を聴いて楽しもうとしてリンクを押してみると、WindowsXPでは、いくらこちらで別のミディのプレイヤーを設定していても、メディアプレイヤーが立ち上がってしまうことに気がついた。そこでいろいろと試行錯誤してみたんだけど、いくらやっても直らなかった。そんなときにうちのインストラクターで音大生の人がメッセンジャーにサイン印してきたので早速聞いてみたが、その人も「メディアプレイヤーは6ぐらいから生意気になってきた」とか言っていた。
全くマイクロソフトというのは何でこんなに勝手なんだろうか?使うアプリケーションぐらいユーザーに選ばせろ!!
そんなわけで今回はあきらめてWindows98の方で聞くことにして、最近構築したSSHの環境を使って、学校に置いてある自分のサーバーを弄くってしばらく遊んだ。

 それから夕方になって点訳ネットワーク(ナイーブネット)の読み上げソフトがバージョンアップしていることに気がついて、早速アップデートした。このソフトなんだか知らないけどここ2・3日、毎日のように更新される。

 それから今日は久しぶりにアイスコーヒーを作った。
昨日までは比較的涼しかったので必要なかったが、いきなり今日は暑くなったので、夏ばてしないように用意しておいた。



2002年07月05日(金)
日本は思ったより広い

 今日も昨日に引き続きやっぱり暑い。
朝起きたときにはそんなに感じなかったんだけど、どうも昼飯を食いに外に出てみると、かなりの暑さだった。
 飯を食い終わって帰ろうとして白杖を振っていると、どうも白杖の中でからからと何かが動いているような音がしている。おかしいと思って白杖全体をさわってみると、白杖の先の方が割れて、その穴から何かゴミが入り込んでしまっているらしかった。
実はこの白杖は、去年の10月に買ったもので、普通に使っていればそんなに痛んでしまうことはないが、俺の住んでいる辺りはふたのしていない速攻が多いので、その速攻の縁の部分を白杖で確認しながら歩いていると、白杖の下の部分のいつも速攻の縁にふれている部分がどんどんすり減っていってしまい、終いには壊れてしまう。今回はそのときに気がついたので何の被害も出なかったが、発見が遅れて歩いている途中でおれてしまったらかなり大変なことになった。
そんなわけで近々もったいないけど新しい白杖を購入することにした。
 その後で友達とチャットしていると、日本とオーストラリアの時差の話になった。俺はオーストラリアにはいくつかの時間があってどうしたこうしたと言うついでに、日本は全国で同じ時刻を使っているけど、実際には最西端と最東端では2時間ぐらい日が昇ったり降りたりする時間が違うという話をしてしまった。
すると友達は、北海道と沖縄では20分ぐらいしか日の出の時刻は違わないから2時間も国内で時間が違うはずがないとか言い出したので、Webで調べてみると、今年の初日の出の時刻が、日本最東端の南鳥島では5時27分、逆の最西端与那国島では7時31分と発表になっているから、やっぱり2時間違った。ああ、よかったよかった。俺の予測は正しかった。

 チャットが終わった後なんだかこの南鳥島とか与那国島とかそういう日本の末端の島に興味が出てきていろいろとみていると、どうも日本の末端でまともに日本人が住んでいるのは与那国島だけだと言うことが判明した。
 具体的に一つ一つそれぞれをみていくと、まず最南端の沖ノ鳥島は人が住めるような大きさの島ではない。何せ大小いくつかの岩だけで構成されている、沈まないように工事して何とか持ちこたえている島なのだ。
次に最北端の択捉島は、一応日本の領土ではあるらしいけど、実際のところはロシアに占領されているので、日本人は住んでいない。昔は日本人が住んでいたらしい
そんなことは昔社会の時間に習ったことがあるが、具体的に現地に住んでいた人のことや、人工がどれぐらいで当時の様子はどうだったかなどは、今日ネットサーフィンしていて初めて知った。
これによるとどうも四島には併せて10000人ぐらいの日本人が住んでいて、行政区として村役場も郵便局も整備されたそこそこな漁村だったらしい。
具体的には北方領土問題対策協会のホームページに当時の島民の証言も含めて詳しく書いてあるのでそちらをごらんいただきたい。
 さて話は大いに脱線したが、次に最東端の南鳥島は、自衛隊と気象観測委員しか住んでいないかなり小さな島田。どうも住所は小笠原村らしい。
また脱線するが、これも意外な話だったことで、小笠原村だけで日本の200海里経済水域の3分の1にもなるらしい。このおかげで東京都は沖縄県に次いで海洋面積の多い都道府県というのだからびっくりした話だ。
 そして最東端が与那国島ということになる。

 さて、そんなことをしているうちに飯の時間になったので、セブンでサンドイッチを買って飯にしたんだけど、レジのところで引いたくじでなんだか珍しくカップ麺が当たった。いつもくじを引くとはずれるので、今日はちょっと運がよかったのかな?でも、カップラーメンぐらいじゃそんなことなかったりして・・・。

 飯の後テレビを見ながらくつろいでいると、新井君が電話してきて、「怪しいサイトを作るから tomg.net のドメインのサブドメインを使わせてくれ」とか言ってきたので、こいつに俺のドメインを使わせると何をやらかすか分からないので、もちろんだめだと言った。その後こいつのサーバーで独自ドメインを動かしているぴよまるにも「怪しいから新井君にはドメインを貸さないように」と連絡した。
どうもこの男、2チャンネルみたいな掲示板サイトを作りたかったらしい。自分所有のドメインでやると、管理者が友達にばれるからいやだという話らしいが、「警察の捜査でもこない限り絶対に書き込みの今日製削除をしないサイトを作りたい」とか言っているので、ますます怪しい。



2002年07月06日(土)
皆さんに教えてほしいことと火星移住計画の話

 今日はなんだか朝から時々強い風が吹いていた。
それにしても今日の風はすごい。ずっと続いているというわけじゃないけど、時々ものすごい風が吹いている。
 ところで、ふと気になったんだけど、このサイトにはトップページだけで一日平均40件程度のアクセスがある。皆さんこのつまらないサイトに何を見に来てくださっているのでしょう?もしかしてこの日記だったりしますか?
俺は毎日のようにこういう下らない文章を勝手に書いているんだけど、これって皆さんどう思いますか?この日記つまらないですか?おもしろいですか?どっちでもないですか?
是非感想を聞かせて頂けませんか?どうも気になるのです。
 ちなみに今日もこれといってやることはないので、読書をして暇をつぶした。
 今日のテーマは宇宙と太陽系に関する本をあさってみることにした。
 それを読んでいると、どうも木製の衛生にはかなりの確率で生命体が存在していると書いてあった。木製の4つある衛生のうち、「エウロパ」という衛生に海があるらしい。エウロパの表面は氷に覆われていて、その下が海になっている。
もちろん太陽から遠く離れたこの星には、水を溶かすほどの太陽の光は当たらないから、表面温度は極端に低いが、ばかでかくて強い重力を持つ木製の近くの軌道を回っているこの星では、木製との間に大きな潮汐力が働いて、中心では多くの熱エネルギーが発生しているらしいとのことだった。
だから表面は氷でも、その内側には海が存在し、中心に行くに従って暖かくなるので、生命の存在しやすい環境があるのではないかという説だ。
 それに火星の地下にも深いところには生命の痕跡もしくは生きた微生物のようなものがいるかもしれないと書いてあった。最近、地球の地下500メートルの場所にある岩石の中からも微生物が発見されたらしいので、酸素をほとんど必要としない種類の生き物というのは十分考えられる。火星の周りは二酸化炭素を中心としたごく薄い大気に覆われている。どうもこれも過去にはもう少し濃い大気があり、海も存在したというのが一般的な説になっているから、火星の地下不覚で生き延びている生命が存在しても何ら不思議なことはない。
 そのうちなんやかんや言っても、そんなに遠くない将来には、火星まで人類は飛んでいっていろいろと調べるだろう。しかし、火星までは200日以上も時間がかかるから、その間の酸素と食料が問題になる。
そこで内部に地球の環境をそのまま再現した宇宙船の開発も計画されているという話だからこれからが楽しみだ。
まあ、これまた、このままのペースで環境破壊が進行すれば、近い将来、人間は地球に暮らせなくなるから、どこか別の星なり何らかの住むところを見つけなければならないと思う。その有力な候補として火星があがっている。去年のいつぞやの日記でも書いたかもしれないけど、これがテラフォーミングという火星地球化計画だ。ってこれ、なんと偶然、去年の7月8日の記事だったりする。(日記の検索機能は便利だなあ・・・)
でも詳しく書いていない。どうもこの計画、火星の中に氷の形で眠っている水と二酸化炭素を使って火星に海を作ろうという計画で、次のように進めるらしい。
 まず火星の周りに巨大な反射鏡をつけた衛星を並べて、太陽の光線を火星に当てて極地にたまっている二酸化炭素の氷を溶かしす。二酸化炭素は温室効果ガスだから、これによって火星はかなり暖められ、地下に眠っている氷が溶けて水になる。このプロセスで海を形成するらしい。しかし、大気はどうするのだろうか?火星の表面は現在100分の1気圧の希薄な大気しかない。これではいくら大気の成分が変わったり、その大気が暖かくなっても、人間がこの環境に生身ででようものならすぐにふくれて破裂してしまう。
これは何でかというと、気圧が下がると水分の沸点が下がるから、体内の水分が蒸発して膨張し、人間が破裂する。
それとも温度が上がると大気も膨張して、二酸化炭素の氷(ドライアイス)も750倍の体積にふくらむことでこれは解決するのだろうか?
俺は基本的にこういう話が大好きなので、疑問をカンジダスト止まらなくなる。
そこで火星移住の計画を詳細に記した本を探し出した。しかしこの本、かなり長い。展示にして6冊ほどになるので、今日もまたいつもよろしく徹夜になりそうな気がする。
 ちなみにそれじゃあ、地球から火星よりももっと距離的に近い内側の惑星金星はどうかというと、これは火星の全く逆で、暑くて住めたものではない。地表の環境は摂氏400度以上、大気の主成分は二酸化炭素で、気圧は90気圧にもなる。こんなに圧力の高いのは、地球上では深海ぐらいしか考えられない。その上平均風速50メートルの風まで吹いている。
もちろんこんな世界に水はない。水は高温のため、水としては存在できず、水蒸気として硫酸を含んだ雲が金星の周りをすっぽりと取り囲んでいるという、何とも地獄さながらの環境なのである。
 水星はこの灼熱地獄金星の内側を回っている上に、大気が存在しないから例外だ。
木星は水素とメタンガスを中心としたガスの玉のような惑星で、内側には液体水素の海があり、中心に地球ほどの大きさの核があると言われている。もちろんここにも人間は住める訳がない。しかも寒すぎる。これより外側の惑星ももちろん寒すぎて話にならないから、人なんて住めたものではない。
 しかしこう考えていくと、地球というのは本当に恵まれた環境だと、改めて実感してしまった一日だった。



2002年07月07日(日)
本の紹介とFAQトラブル発生

 昨日の日記に関して、掲示板やメールなどでご意見をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
ちなみに投投票結果は、おもしろい(75パーセント)、つまらない(25パーセント)でした。
ということで、これからもくだらなさにブレーキをかけることなく突っ走りますのでよろしくお願いいたします。

 今日はどうも完全に昼と夜が逆になってしまっている。
一応昼は起きているのは起きているんだけど、起きているのと寝ているのの中間をさまよっている。
まあ、できれば今の時期に夜行性になるのはさけたいので、起きていようと努力はするんだけど、本を読んでいると知らぬ間に時計の針は過ぎ去っている。
 ちなみに昨日読み始めた火星に関する本は一応全部読み終わったのは読み終わったんだけど、この本には火星移住計画のうちの別のパターンが書いてあった。
俺の興味のあるのはテラフォーミングと言って、火星の環境を地球のようにする計画だが、これに書いてあったのは火星に地下都市を建設して、そこに人類が移住しようというものだった。でも、どのような形で移住計画を進行させるにしろ、火星への有人飛行を早いうちに実現しないと話にならないような気がする。一応科学者達の間で2020年という目標があるが、これは実現するのだろうか?
火星に行くまでには200日以上の時間がかかる。もちろんこれは最低の片道の時間でしかなく、実際のところは往復500にち程度はかかるだろう。しかも現在の計画では、火星に3ヶ月ほど滞在するという話なので、問題はその間の酸素や食料をどうやってまかなって行くかと言うことだろう。
これを解決するための実験として、地球と同じ環境をスペースシャトルの中に再現して、自給自足の生活をするという実験が行われたらしい。この実験は砂漠の中に地球のあらゆる環境を再現したドームを建設し、その中に8人ほどの宇宙飛行士が2年間あまり滞在して行われたとのことだったが、詳しく知りたいと思っても、これに関する資料は見つからなかった。まあ、地球人の火星移住計画は、どうも今ちょっとしたブームになっているらしいので、これ以上知りたい人は本を買って来て読んで頂きたい。
ちなみに俺の読んだやつは、
火星雑学ノート 人類は赤い星をめざす──火星ミッション最前線(中村浩美著)である。これもかなりおもしろいので暇な人はどうぞ。
それから昨日書いた太陽系のほかの惑星に興味のある人は、日本惑星協会のホームページにそこそこ詳細なデータがある。それからここのリンクからたどっていくと、火星探査に関してももう少し詳しい情報が閲覧できる
と思う。

 それからこの本の中にちょっと気になる記述を見つけた。それは火星の衛星がどんどん火星に接近しており、おそらく7000万年後には火星に衝突するという話だった。
もし人間が火星の地下に都市を建設する計画の方向で移住していれば話は別だが、もしテラフォーミングで火星の環境を変えて地球のように改良して住んでいるとなると、これだけでかい星が火星に衝突するというのは大変な被害を及ぼすことになるからだ。ちなみに6500万年前、地球に直径10キロメートルを超える小惑星が衝突したと言われ、その影響で地球上の生命の90パーセント以上が絶滅している。この種の中には有名な恐竜も含まれているから、隕石の衝突というのは、相当の環境激変を招くらしい。
ちなみにもちろんこれに関する書籍も探して読んでしまった。これも展示にして5巻以上もあるので、ここであまり詳細を書けないが、直径10キロメートルを超える小惑星が衝突すると、落下地点が海の場合には、津波が起きるし、衝突時に生じる爆発によって、高温の物質が上空に飛ばされ、それが地球全体に降ってくることで、地球規模の森林火災が発生するだろう。それに伴って発生する煤は、上空に巻き上げられ、爆発時に飛び散った物質とともに地球を覆い、地球気候は慣例化する。これだけでも十分な刺激になるのに、地球を覆っていた物質が地表に落ちて太陽が照らすようになっても、森林火災によって発生した大量の二酸化炭素の影響で10万年程度の温暖化が予想されるとのことだった。これではほとんどの生命が死に絶えてもおかしくない。
実はここに書いたのはかなり大まかすぎるプロセスに過ぎないので、詳しくは松井孝典氏の「地球大異変、恐竜絶滅のメッセージ」(ワック出版部) 2800円をお読み頂きたい。もちろんナイーブネットの登録文書である。
そんなわけで今日は一応の読書と夕方に友達とメッセンジャーの音声チャットでしゃべっただけで終わった。と思ったんだけど、これからが大変だった。
その友達が「BLPCのホームページのFAQがおかしいぞ」と教えてくれたので、早速チェックを入れてみると、どうも最近追加したカテゴリのファイルがすべて消えてしまっていることが分かった。しかもどうしてこんな現象が起きたのか、なかなか原因がつかめていない。朝までかけてじっくり調べてみても、しっかりとした答えは見つからなかったのだった。
 しかし、原因はどうであれ、これを直さなければ話にならないので、プログラムそのものを別のものに入れ替えて、またこの前の日記の入れ替えをしたときと同じように、一つ一つ昔のデータをコピーペースとしていき、失われた部分については手動で入力しなければならなかった。ああ、疲れた疲れた。



2002年07月08日(月)
テープレコーダーが壊れる

 今日はなんと言うこともなく、午前中はほとんど寝て過ごし、午後は友達と音声チャットにふけっていた。
こんな日は日記の執筆はやめようかと思うが、俺にしては珍しく、ここまで日記が毎日続いているので、意地でもやめるわけにはいかないのだ。
 しかも昨日はおもしろいという意見までいただいていたりするが、ちょっと強はネタがないのは本音だ。
 そういえば今日の夜、日本テレビの某有名なテレビ番組で、ベトナム戦争中のアメリカ兵が北ベトナム軍の領土のまっただ中で偵察機が撃墜されて、その人を助けるためにありとあらゆる作戦を展開したという話がドキュメンタリーで流されていた。しかし、このときの助けるべく軍隊のお偉いさんはたった二人、それに対してこのときに救出作戦で犠牲になった人は10人以上もいるのだから、冷静に考えてみるとはなはだばかばかしい話だと思う。人間の命の重さなんて、偉い人でも俺みたいな一般人でも同じだと思う。
まあ、医者というのは人の命を何人も助けている人だから、一般人よりも命は重いという理論は賛成できないでもないが、ちょっとこの話をみてなんだか戦争というものの悲惨さと、人の命の重さを分けているようなこの話を、許せないと感じてしまった。

 それから最近俺の愛用しているテープレコーダーがなんだかおかしい。
さっきまで朗読テープを聴いていたんだけど、どうもきーきーと変な音がして聞けたものではなくなっている。
このカセットそのものもどうも昭和50年代のものらしいので、原因はこっちにあるのかもしれないけど、高校2年の冬に買って今壊れてくれるのはちょっと寿命が短いような気がする。



2002年07月09日(火)
賞味期限

 今日は午後から起き出そうとして、結局起きたのは4時過ぎになっていた。
実は昨日は珍しく、学校に飯を食いに行かなかったので、今今日は久しぶりにまともなものが悔いたいと思って学校に行く予定だったんだけど、どうも目は覚めたものの眠くて学校に行く気分にはなれなかった。
 ちなみに眠りの間にかかってきた電話なので、はっきりと覚えていないが、どうもうちのボランティアのQ2がインターネットにつなげる準備が整って、これから何とか接続作業をやってみると言っていた。しかし、いつになっても官僚の連絡がこないので、おそらく機械がおかしくなったのか、それとも適当につないで壊してしまったかのどちらかではないかと思う。
 その後しばらくメッセンジャーの音声チャットで友達と下らない話をした後、雨の降る中コンビニに弁当を買いに行ってきた。今日は朝おにぎりを1個食べただけだったので、かなり腹は減っていた。すると新製品で「冷しゃぶサラダ」なんて言うものが売っていたのでちょっと値段は高かったけど、野菜不足を補うのに買ってきてみると、これはなかなかうまい代物だった。

 飯の後テレビを見ていると、なんだか最近食品の表示の偽造がはやっているから、それを何とか防いで正しい表示をさせるにはどうしたらいいかといったようなことをやっていた。それによると、今年初めの頃に報道された雪印の牛肉偽装事件とか、生協の鶏肉産地偽装事件などがある。どうもこれは二つとも食肉加工業者の仕業らしいけど、消費者からするとたまったものではない。
実際消費者がその食品に関する情報を得る手段としては、パッケージに書いてあったり棚の前に掲げてある表示しかない。それが信用できないとなったら何を信用して食品を買ったらいいのか分からなくなってしまう。
これを防止するために、表示を取り締まる消費者を県が募集しているところのあるらしいけど、食品の市ロートに偽装が分かるかというと、実際問題難しいと思う。専門家でもない限り産地の偽装とか、品質の偽装などは見抜けないだろう。
まあ確かにずるをしたい気持ちも分からないでもない。だって産地を偽装すれば、牛肉はかなり安値で仕入れて高値で売れるし、まじめにやっているのがばかばかしくなってくる。しかし、これがばれたとき自分たちが自分たちの首をきつく閉めてしまう結果になるということがなぜ又見通せないのだろうか。
これも不思議な話だが、世の中はどうも悪いことをすると何かの形でばれたりそれが裏目に出るようにできているらしい。
 これに関連して最近賞味期限の切れた冷凍食品を使って捕まったレストランがある。しかし、実際はそれらを食べた人は何の被害も被っていない。それも半年ぐらい賞味期限を過ぎているのにである。
こう考えると、賞味期限が過ぎたからと言ってすぐに捨ててはいけないものもあると思う。俺の周りでも賞味期限が切れると1日前のものであっても捨てる人がいるが、こんなにもったいない話はない。ちょっと食べてみて怪しかったら捨てればいいと言うのが俺の判断の仕方だったりする。
そんなわけだから賞味期限が1年ぐらい前に切れている缶ジュースを平気で飲んでいるし、これまた1ヶ月ぐらい過ぎたかもしれない真空のミートボールを食べているかもしれない。もちろんこんなものはお客さんに出したりはしないけど、どうもこの事件からみるに賞味期限の設定の仕方にはいささか問題があるように感じる。



2002年07月10日(水)
人類は皆兄弟かもしれないと思う話

 今日は台風がくるというので、本当は午前中のうちに食料を仕入れてこようと思ったんだけど、目が覚めたらお昼の時間になっていた。
しかも外亜hしっかりと雨が降っているので、学校に行くのは面倒で仕方がなかったが、このまま家の中でじっとしていると、もしかすると昼も夜もそして明日の朝飯までも抜きになってしまう可能性があったので、そうならないように学校に行くことにした。
 食堂で飯を食っていると、うちの学校にスーダンから来ている留学生と席が前になった。その人としばらくの間話し込んでいると、おもしろいことが分かった。
 日本語で「記憶力や理解力の鈍い人」のことを「馬鹿」と言うけど、アラビア語ではこういう人のことを「ロバ」という。実はもちろんアラビア語ではロバとは言わなくてちゃんと無効の言葉でロバを意味する言語になる。しかもその言葉は、今俺が使っているもう一つのハンドルネームそのものだったのだ。つまり俺のハンドルネームをアラビア人の前で叫ぶと、「おまえの馬鹿」と言っているのと同じになってしまう。全く話にならない。
それにしても人類というのは皆兄弟だと感じずにはいられない。だって馬鹿というのは、漢字で書くと馬と鹿という動物を二つ並べて各、しかも馬とロバというのは似ているではないか。日本からみてもこんな遠い国なのに、発音こそ違うもののなんだか言葉の表現が似ていることにびっくりしてしまった。
ちなみにアラビア語でずるがしこいやつだと言うときは、「この犬やろう」と言うらしい。この犬という言葉が最大の悪態として使われている国がものすごく近くにある。それは韓国である。韓国での最高の悪態は「犬畜生」らしい。
だからいらつく人に対しては、「この○○の犬畜生」と言うと言うことを、とある本で読んだような気がする。
 それから家に帰ってしばらくすると、うちの主任のQ2が、インターネットが開通したと連絡してきたので、MSNメッセンジャーのインストールと音声チャットの調整をしてからテレビを見ながら読書をしたりしていると、友達にメッセンジャーで呼ばれたので夜中まで話してから、又本野続きを読みながらいつの間にか寝てしまっていた。




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