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TomGの過去日記


ここでは、2001年11月から2003年3月までの日記を公開しています。
2003年4月1日からの日記は、Mixiで書いています。
Mixiのプロフィールのリンクは、トップページから、Aboutのリンクを開いて、そちらからアクセスしてください。

2003年02月21日(金)
電話とメール

 学生生活。
今まで俺はずっと学生をやっている。
幼稚遠征、小学生、中学生、高校生、大学生と、性格には14年間になる。
保育遠征というのもあるが、これは厚生労働省のお話なので学生とはちと違う気がする。
今までこの時期は卒業や進学などいろいろと変わったことを経験してきたが、はっきり言って今年が俺にとって一番の変化の年であることは間違いない。
今日も朝からやっているように、社会人になるための引っ越しの準備やら何やらと今の時期は忙しいし、4月を過ぎると今の予定では忙しくなることになっている。
 こんな風に考えるとしみじみ来るのだが、学校に行くたびにずっと学生生活が続くような気がしていて、引っ越しの準備の時と会社のオリエンテーションの時以外、学生でなくなってしまうことを実感することは少なかった。
しかし今日は、学生最後の授業らしい授業があったので、結構考え深いものがあった。まぁ、最後の授業だからといってまじめに聞いていたのとはちょっとだけ違うのだが、それでも授業の後半は珍しく話を聞いていた。
しかもなんだか授業の終わった後に、クラスの奴らの一部がアドレスの交換を始めたため、結構最後の授業という感じがして、かなりしんみりとした気分になった。
今までは勉強をまじめにしなくても学校に来られなくなることはほぼ無いに等しかった。まぁ学校というのは授業料をこちらから払って教えてもらうんだから当然といえば当然かも知れない。けれど、今度からはまじめに仕事をやらなかったり一生懸命にやらなかったりすると、社会の荒波に飲み込まれてしまって大変な結果になる可能性もある。
2ヶ月間の夏休みとか1ヶ月間の春休みなんかももう経験できないだろう。
そんなことを考えるとやっぱりまだ学生のままで痛いと思う。

 話は全く違うのだが、俺は最近電話というものが連絡手段の中心から外れているような気がしてならない。
ネットショッピングやオークションなどはほとんどWeb↑の画面でやるし、連絡なども電子メールで送信されてくる場合が多い。
特に企業などでは、電子メールでの連絡が中心になっているような気がする。
ソフトウェアのバグ報告や技術サポートなどもどんどん電話は少なくなっている。
 たしかに電子メールは便利だ。言葉で伝えるのとは違って、必ず記録が残るので「言った、言わない」などということにはならないし、相手野津業を考えなくても送信できる。忙しければ相手側で手が空いたときに返信を出すことが可能だからである。
その反面、返信が来るまでに時間がかかるのがかなり気になる。特に急ぎの用事の時などは、相手から返事が来るまで待っていなければならないのは非常に不便だと思う。また、相手の声も聞こえないし顔も見えないから、どんな気持ちで送ってきているのか分からないのも俺を電子メール嫌いにさせてしまっている原因の一つだろう。
そんなわけで俺は、相手の手が空いていることがほぼ確実な場合には電話をかけたい人なのである。
 ところが、相手の手亜空いていることが確実な場合なんてそんなに多いわけではない。ところが、緊急の場合はやはり電話をかけてしまいたい。ならばさっさと電話をかけろと言うことになるのだが、電子メール中心の社会がここまで進んでくると、どの程度の緊急性のある用事で電話をかけていいのか分からなくて困ってしまう。
自分が連絡を受ける方のみになってみると、忙しいときにかかってくる電話というのは非常に迷惑に感じるのも確かだし、だからといってもらった電話というのは切りにくいものだ。
 なんだか文章がめちゃくちゃになってきたが、これってどうなんだろうか?どの程度の緊急性のあるときに電話をかけ、どの程度のことではメールですませるべきなのだろうか・・・。



2003年02月22日(土)
こっちの方も引っ越しブーム

 今日は朝早くにメールが届いて、NHKの番組にBLPCが出演することが決まった。
実は昔から話は来ていたのだが、企画会議を通過するのか微妙な感じだったので、内々に計画を進行していた。
6時をちょっと過ぎた辺りにメールに気が付いて、とりあえず会員全員に連絡して、俺と一緒にスタジオに行くことになっている副会長のピヨマルに連絡を入れた。
あいつはやっぱり寝ていたが、それを話したとたんに目を覚ました。普段ならちょっとしたことでは起き出さないあいつでも、やっぱりNHK出演となると珍しくすぐに目を覚ましたらしい。ここのところあいつもいろいろ大変だったらしいので、こういういいことがあるのも必要だろう。
都会って、俺自身も放送局は大好きで、昔からミニFMをやったりしていたものの、ここのところというもの全くマイクの前に座って人に効いてもらうような放送をやっていないので、結構どきどきものである。
 その後、いきなりレンタルサーバー会社からIPアドレスの変更で、サーバーが不不安知恵になるからどうしたこうしたという内容のメールが来た。ここでも何度か書いているように、俺はいい加減にこの会社のサービスには嫌気がさしていたので、これを機会にXREAにホームページもメールも動かしてしまうことにした。
そんなわけでネームサーバーを変更したり、広告面女権を買ったり、データを動かしたりとひたすら午前中はそんなことばっかりしていた。
すると、やっぱりニケ君とピヨマルまで怒り出して、今日中に移転作業をやると言い出したので、結局この騒動で3人もワイネットジャパンから姿を消した。
 それにしてもXREAのネームサーバー設定は面倒だ。不通にネットワークを知らない人だったら、マニュアル通りに設定をやるしかないだろう。これは何とか「簡単設定」とか作れないかと考えているのだが、独自ドメインを自分で取得して、サーバー上に持ち込むだけで、最低でも30分間ぐらいは設定に時間がかかる。
その設定をユーザーに自分でやらせてしまっているからこそ、このサービスは安くて安定しているのではないかと常々感じてしまう。それに、クレジットカードでの支払いシステムの導入で、お金のやりとりまでほぼ完全に自動化されているんだからこれはすばらしい。まぁ、トラブルでも起きない限りは、サーバーの電源を入れていれば金が入ってくると言うことになるのだろうか?しかし、何人ぐらいでこの業者サービス提供しているのだろうか?
 さて、そんなわけで俺も含めて3人文の移転作業をやったので、今日はほとんどこれで終わってしまったわけだが、どうも夜になってもDNS情報がしみてくれない。Melodyさんとかニケ君のところでは、俺のホームページがしっかり見えてくれているらしいのだが、俺のところでは相変わらずお知らせメッセージの「更新作業中」のままだ。
早いところお友達専用ページの再構築をしたいのだが、全くこのケーブルテレビ会社、ネームサーバーキャッシュの更新が遅くてしょうがない。



2003年02月23日(日)
馬鹿たれバージョンアップ

 ソフトウェアのバージョンアップ。
多くの場合これは機能追加が行われたり、以前のソフトに存在していたバグが無くなったりすることから好ましいことと言える。
しかし、俺たち視覚障害者にとって、ソフトのバージョンアップは危険と隣り合わせだ。それは、バージョンアップによって今まで問題なく音声化ソフトで利用できていたものが、音声では全く利用できなくなったり、もしくは音声のでが悪くなったりすることがあるからである。
 その代表例がリアルプレイヤーだ。リアルプレイヤー8は全く問題なく音声化ソフトでの利用が行えたのだが、最近リアルワンプレイヤーにバージョンアップしてから全く音声が出なくなってしまった。
まぁこれがどうでもいいようなソフトなら文句は言わないのだが、リアルプレイヤーは音を出すソフトであり、Web上で公開されているサウンドファイルのほとんどがこれ無しでは再生できない。
 そんな文句があるんだったらバージョンアップをしなければいいと言う話が聞こえてきそうだ。そう、おっしゃるとおりバージョンアップしなければそれで言い。でも、リアルプレイヤーはユーザーが古いバージョンを使い続けることを断固として阻止し続ける。俺はこの嫌らしいユー枠メッセージに負けず、これまでひたすら以前のリアルプレイヤー8を使ってきたのだが、この身勝手なリアルネットワークスに今回ばかりは勝てなかった。
オーディオのリンクをクリックすると、自動アップデートのダイアログが出現し、いくらキャンセルしても、起動するたびにこれは出てくる。しかもこれを実行しないとリアルプレイヤーは立ち上がるものの、再生が始まらずに全く使い物にならない状態になってしまった。
そこでしょうがなく、リアルワンプレイヤーをインストールすることになったのだが、これまたインストールしても全く使えない。立ち上がるのは立ち上がってくれるのだが、再生が始まってくれないばかりかタイトルバーにファイルのURIが表示されるだけで、本当に八方ふさがりの状態になってしまった。
そこで駄目元でリアルワンプレイヤーを削除して、昔のリアルプレイヤー8を再インストールすると、なんと運がいいことに元に戻ってくれた。
 バージョンアップしたソフトをユーザーに使わせたいというメーカーの試みも分からないでもないし、無料でこのソフトを提供してもらっているのだから、こっちの言うことを効いてバージョン亜婦白という話しも無いとは言わない。しかし、世の中にはこうやって音声で使えるバージョンを真剣に探し、古くても胃から安定したものを使い続けたいというユーザーがいることを、決してソフト開発メーカーの方には忘れて欲しくない。
特にリアルプレイヤーは音声関連のソフトで、インターネットライフにとって無くてはならないソフトなのだから、メーカーの買って出ユーザーにバージョンアップを強要するのはやめて欲しいと思う。もちろん新しいものが音声対応なっらこんな事は言わない。ところが、現実にリアルワンプレイヤーは全く音声では使い物にならないのだ。
幸いにも俺は今回、古いソフトのインストールプログラムを持っていたので復旧ができたが、そうでない視覚障害者は、リアルオーディオのファイルをこれから自力で再生できないと言う事態にもなりうるのである。それぐらいバージョンアップを強要することは重大な結果を予測して行うべき事なのだ。おい、分かってやってないなこいつら。

 さて今日は、朝からネームサーバーの情報が浸透してくるのを待っているのだが、11時現在、昨日設定したはずの情報がまだ友好になってくれていない。しかもこの現状は俺のプロバイダとにゃすこさんの使っているプロバイダだけで確認されている。まぁ、これは俺の身の回りだけだから何とも言えないのだが、so-netとOCN系のプロバイダではDNS情報が浸透するまでにかなりの時間を要するらしい。
正確に言うと、この二つのプロバイダは、ネームサーバーキャッシュの保持時間が長いのだろう。実際俺のところからでも「www.tomgnet.com」は昔のレンタルサーバーのIPアドレスを指しているが、「tomgnet.com」を引いてみると、ちゃんと引っ越し先のレンタルサーバーに切り替わっている。
全くそれにしても何でこんなにネームサーバーキャッシュの保持時間が長く設定してあるのだろう。あの、迷惑です。もう少しキャッシュの保持時間短くしてくださいACCSNETの技術者さん。頼みます。



2003年02月24日(月)
ページ引越センター

 今年の冬は雪が多い。今の時期に雪が降っているのはそんなに珍しいことではないのだろうが、それしても今年は回数が多いような気がする。
ここ数年地球温暖化の影響だろうか、雪の降る回数はかなり少なかった亜、なんだか今年は多い。温暖化の方は進行しているらしいので、これはちょっと不思議な気がする。暖かくなったのに、どうして雪の回数が多いのだろうか。
 さて、今日は午前中、やっとこさっと個DNSの設定が反映されたので、おとといからたまっていた日記をアップした。書いてはあったのだが、アップできなくておいてあったのである。
 それからしばらくの間、友達とチャットした後、雪の中学校に出かけた。今日は飯を食うだけではなくて、レポートを提出に行かなければならなかったので、寒くてもサボるわけにはいかないのだ。
それにしても寒かった。この間と同じように食堂についても手がかじかんで全くお金が判別できなくて困るほどだったんだから。
 飯の後は研究室に戻ってひたすらレポートを片づけ、出してから家に戻ってきて、お友達専用ページの移動作業をやっていた。
 ところでこんな風にページの引っ越しばかりやっていると、最初の引っ越しの時にはとても面倒でしょうがなかったことも、いろいろと方法を編み出すことで面倒ではなくなっていったりする。
特にデータベース系のCGIのデータ以降では、そのプログラムのはき出すデータの形式によって、転送方法を誤ってしまうと全く使い物にならず、最初から登録をやり直さなければならないことになる場合もある。俺は最初FreecomのサーバーからWNJ11サーバーにデータを動かすとき、日記のデータをほとんど駄目にしてしまって、データファイルを直接エディターで覗きながらほとんど打ち込み直した経験がある。これはかなり面倒くさかった。
それに、サーバー環境が違うと、動くはずのCGIが動かなかったりと、最初の内は移転の旅に泣かされていた。しかし今回はさすがに3回目ともなると人間知恵が付いてくる。
それに、友達の手伝いも含めると、ページの引っ越しだけで優に7回ぐらいはやっている。
そこで俺はちょっと考えた。ホームページの引っ越し専門のサイトでも作ってみようかと。
その名も「ページ引越センター」だ。このサイトでは実際の家の引っ越しに見立てて、サイトの引っ越しをわかりやすく解説したり、サイトを引っ越すときの注意点やFAQなどが乗せられればいいと思うのだが、さすがにこれは面倒くさそうだ。



2003年02月25日(火)
検索エンジンに拾われやすい言葉

 今日はなぜだか知らないが、ちょっと早く目を覚ましてしまった。
だからといって何もやることはないので、無理矢理寝ようとしたのだが、なんだか眠れなかった。
そんなわけで仕方なく起き出していろいろと遊んでいたのだが、やっぱりこのサーバーちょっtばかりおかしいらしい。
このサーバーは、独自ドメイン持ち込みの場合DNSレコードまで自分で編集しなければならないのだが、昨日からいろいろと弄くっている内に、なぜか知らないがAレコードに定義されているホスト名で、Webサーバーに対して設定されていないものにアクセスすると、そのサーバー内の他のユーザーのディレクトリ内のWebページが表示されてしまう。
たとえば、俺は自分のホームページのURLとして、
http://www.tomgnet.com
を使っているのだが、メールの配送の関係があって、ただのtomgnet.comもちゃんとこのサーバーに向けて指定してある。
でも、URLにはWWWが入るのが好きなので、WWW無しでアクセスできるような設定はやっていない。当然そうなるとWWW無しでアクセスするとエラーが出るはずなのだが、これがまたおかしな事に、エラーにならずに同じs29.xrea.comのサーバーの中の他の人のディレクトリ内のページが表示されてしまっていた。
にゃすこさんに「TomGのページ変な認証画面が出るよ」とか言われて気が付いたのだが、何でこんな事になってしまうのか非常に不思議である。
ともかくWWW無しのアクセスは、ちゃんと意図的にWWWのついたURLに飛ばすように設定してこれは解決したのだが、メール配送の関係で指定しているmail.tomgnet.comなんかではこれが未だに出てしまう。
しかもいつも決まった人のページが出てくるのなら話が分かりやすいのだが、これまたやっかいなことに、同じサーバー内のどのディレクトリの中のページが表示されるかはかなりランダムなのだ。
まぁ、これを逆手にとってルーレットゲーム的なお遊びをやっている内に、いくつか面白いサイトが見つかったのでこれはこれで楽しかったのだが・・・。
とりあえずXREAユーザの人は、こういう現象が出るので注意してください。

 その後、バイトをした後飯を食って食堂から出ようとすると、いきなりKoba先生に捕まった。どうも俺のエッセーの中の雑文を読んだらしく、Hビデオの話は面白かったとか人のいる前で言ってくれた。
全くこの先生、かなり無神経である。
それじゃなくてもこのサイト、某有名な検索エンジンで、数ヶ月前「Hビデオ」と検索すると、上から2番目に表示されちゃった事件が起きたばっかりなのに・・・。
ちなみに今でもやっぱり検索キーワードのベストテンには、必ず上の言葉は入っている。
ロボット型検索エンジンというのは、ページ作成者の意図にかかわらず、キーワードになりそうな部分を思いっきり拾ってくれるので困る。特にタイトル部分に書いた言葉や、ページの上部に大きな文字で書いた言葉は拾われやすいらしい。しかし、大きな文字で書いたからと言ってすべてのタグでそれが表示されやすいのではなくて、どうも乱した具を使うとキーワードとして認識される確率が高くなっていたりすると今までの経験から感じる。
事実、このページにロボット型検索エンジンから来てくれた人のキーワードランキングを見ても、ほとんどがタイトル部分の文字か、トップの乱した具を用いて書いた部分に入っている言葉である。
だから、お客さんの目を引こうとして「女子高生」とか「○ビデオ¥とか、「裏技」とか言う言葉を使うと、そんなキーワードが増えてしまうから注意して欲しい。

 午後はBLPCのリンク集を入れ替えたり、ページ引越センターの構想を考えたりして過ごした。でも、よく考えてみると、ページ引越センターとか本気で作っても、このサイトでネタがつきそうなのに、もう一つ増えると、作った配意が更新しないサイトになりそうなのでちょっと考え物だ。



2003年02月26日(水)
新しい連載

 いるものといらないもの。
人はものを買うとき、それが自分にとって本当に必要なものなのかじっくり考える人とそうでない人がいるだろう。
しかし、それが高額なものになってくると、ほとんどの人が真剣に考えて品定めをしてから購入すると思う。
 ところが、大学や国の機関といった結構予算が出るようなところでは、俺が思っていたよりも高額なものを気軽に購入しているらしい。
今日何気なく教室の隅にある、かなり高額な英文自動読み上げ装置を発見した。
俺の記憶では、そいつは確か160万円は下らないものだったと思う。これだけでも結構ひどい話だというのに、もっと衝撃の事実として、内の学科ではナビゲーターという、アメリカ製の点字ディスプレイを3代買って、それをすでにほとんど使わないままに捨ててしまったという話を聞いた。
内の学科の先生は、予算が足りないから新しいDOS/Vマシーンの導入に遅れているとか、スクリーンリーダーも古いままなのも予算が足りないからだとか言っているのだが、それじゃぁどうしてこんなに高額なものが使われないで教室の片隅に眠っていたり、増しては合計300万円以上もするものがほとんど使われないまま廃棄処分になっているのだろうか。
本当に無駄使いも甚だしいものである。国の機関の中でもそんなに上位ではない国立短大でもこんな状況なのだから、官庁などの期間では、いくらでも探せばすぐに無駄遣いの実態が浮かび上がって当然だと実感してしまった出来事だった。

 さて、今日は午前中は特に何をするでもなかったが、午後になってから学校に行ってデータの削除作業と、論文の最終仕上げを槍に言ってきた。
データ削除というのは、俺が今まで学校で割り当てられていたパソコンの中に無断でインストールさせて頂いたソフトや授業中に遊んだ形跡のデータ、そしてテストの解凍やレポートなどの授業中に作ったデータなどをすべて消し、設定をすべて元に戻して来るというものだった。
ところが、あまりにも弄くりすぎて、最初渡されたときはどんな設定だったかすっかり忘れてしまった上に、一つアプリケーションを削除すれば今度は違う方のアプリケーションが動かなくなったり、Windows起動時にエラーが発生したりで結構苦労させられたが、数時間かかってレジストリから何から何までほぼ元通りに修復してきた。もちろん見た目が元通りなだけで、内部には何か変なところがあるだろうが、まぁとりあえず何とか使用できる範囲にまで戻したからいいとしよう。
 その後、卒検担当の先生に現行を最終チェックしてもらって、ワードでそれを清書していると、いきなり目次と書いて「第1章 始めに(リターン)」とやったら、音声では全く読み取り不能な位置に
「第2章 」
と入っている。今まで「1. 2.」というお節介は見たことがあったが、1章2章でもこんな事が発生するとは。全く本当にしょうがない自分勝手なワープロソフトで困ってしまう。
とりあえずそんなわけで目次を作るのにちょっと苦労したが、何とか聖書も終わって技官室に紙とフロッピーで提出してきた。その内容については近々友達専用ページに掲載するが、とりあえず本当に終わってすっきりした。
 その後、帰る途中でコンビニに買い物によると、いきなり内の大学の他の学科の人が声をかけてくれて、買い物を手伝ってくれた。
 ところで俺はこんな時によく困ってしまうのだが、同じ学校で相手を全く知らない場合、敬語で話しかけていいものか、不通にため口で話しかけていいものかとまどってしまう。まぁ、3年なのでどんな話し方をしても怒られることはないのだが、後輩なのか同じ学年なのか分からないのは非常に困ってしまう。
これは全盲の宿命みたいなものなのだが、ここを読んでいる全盲の読者の皆さんはどうやって対応している出放火?よかったら掲示板で教えてくれると嬉しいです。

 その後、飯を食ってたまっていたゴミを捨ててから、北朝鮮の食糧事情についてテレビでやっていたのでそれを見ていた。
それにしてもこの国、本当に援助した食料が必要な人の手に渡っているのだろうか。正直それが疑問である。
せっかく日本から食料を援助しても、本当に困っている人のところに行かないで他に流れてしまっているのでは意味がないと思う。
 その後は、忙しい忙しいと言いながら、ふと思い立ってエッセーコーナーにこれまでの俺の歩みを書いた自伝というのを連載開始した。
これもかなりの長さになるような予感がするので、結構書くのが大変だろうが、やっぱりこの節目の年に、今までのことを振り返って書いておきたいと思うのでまぁ暇なときに更新していく。



2003年02月27日(木)
xupiter

 今日は午前中は久しぶりにひる頃まで寝ていた。
その後、学校に行って飯を食った後、よく使う教室の俺に割り当てられたパソコンのデータ消去作業をやった。
自分の教室のパソコンのデータ消去はこの間すませたのだが、こっちの方のパソコンに関しては、2年の時から毎週のように使用してきた代物なので、結構余計なデータが残っていて削除するのに苦労した。
そのついでに、久しぶりにUnixのサーバーにログインし、自分のホームディレクトリの中のファイルをほとんどきれいに掃除してきた。
その作業をしながら久しぶりに自分のディレクトリの中を隅々まで眺めてみると、1年の時に書いたレポートとか、結構昔のメールなんかが残っていてとても懐かしかった。
でも、ほとんど自分のところにバックアップが置いてあったので、それらは全部削除した。ところが、俺が1年の時必至に1学期乾かかって集めた祖父とデータベースだけは削除するのが惜しくなってしまい、共有フォルダの中にコピーしてログアウトして帰ってきたのだった。
 その後、久しぶりに俺の管理を担当していいる出会い系サイトの大掃除をやった。このサイトは最近、かなり厳しいセキュリティシステムを導入したため、いかがわしい書き込みはかなり減っては来ているものの、やはり機会のやることには限界があるらしく、どうもH目的の書き込みをするやからとか、金儲け目的に人を誘い出すような本当にしょうがない書き込みがたくさんあったので、削除処理するのに結構時間がかかってしまった。
 それが終わってからは、ホームページの更新作業をしばらくの間やっていた。それにしてもこうやっていろいろと母ちゃんから聞いた話を思い出して書いていると、車で盲学校に通っていた時期が懐かしくなる。
なんとお恥ずかしいことに、俺は高校生になるまで、毎週、週の初めに学校に送ってもらい、週末に迎えに来てもらっていた。家から学校までは車で1時間半かかるので、その間結構母ちゃんと話をしていて、そのときに聞いたことを中心に今は書いている。
でも、こうして書いてみると、もう少し俺は自分の小さかった頃の話を聞いておけば良かったと思う。特に俺が見えなくなってから、どうやって良心が立ち直っていったのかとか、俺を育てるノウハウを誰から教えてもらったのかなど、ここに来て聞いてみたいことが山ほど出てきた。
 とりあえず4項目ぐらい更新を進めた後、学生最後のレポートをやった。明日までに提出のレポートが残っていったので、それをやったのだが、今学期はいつもよりも簡単な課題だったので、40分ぐらい格闘したらすんなりと終わってくれた。
 夕方になってテレビを見ていると、久しぶりにたん君から電話がかかってきて、自分のパソコンにLANカードが着いているかどうか分からないからどうしたら調べられるかと聞かれた。
とりあえず俺は、コントロールパネルのシステムのデバイスマネージャで調べるように言って飯を食っていると、また電話がかかってきて、やっぱりLANカードは入っていないと言うことが分かった。
たん君は明日からYBBのADSL接続サービスに切り替えるというので、これでは困ってしまう。でも、すぐにBLPCから出張できる会員はいないような気がしたので、ともかくYBBの設置サービスを受けるように言って電話を切った。
 さて、それからが大変だった。何気なくメールをチェックしていると、xupiterというソフトが勝手にインストールされてしまって、それがIEにいろいろといたずらをしてしまって困っているから何とかしてくれというメールが入っていた。
正直俺は、こんな名前初めて聞いたので、とりあえず検索で調べてみると、このソフトは相当な馬鹿者らしい。
なんでもIEのツールバーに住み着いて、スタートページを変更したり、検索をするとその結果をxupiterのサイトにリダイレクトしたり、文字入力時に変な文字を割り込ませたり、お気に入りをめちゃくちゃにしたりと相当悪さをするらしかった。
詳しくはこちらを見て頂きたいのだが、本当に困った話である。
でも、もっと許せないのは、このソフトには実は削除ツールがちゃんとあるのだが、そのツール、音声化ソフトでは全く利用できなかった。
そこでレジストリを手動で操作して削除する手順を見つけてその方法を書いてお返事しtなおだが、全く持って本当にやっかいなプログラムをこしらえてくれたものである。



2003年02月28日(金)
俺のバイト歴

 この時期になるといろいろなものが「最後の○○」というフレーズが着く。
今日も最後のバイトがあった。このバイトは10月後半からやらせてもらっているものなのだが、今日が最後の出勤日なのだ。
 考えてみれば俺は、本格的にバイトをしたのは大学生になってからだった。高校生時代は学校がバイト禁止になっていたこともあって、バイトは全くと言っていいほどできなかった。まぁ、学校の言うことそのものを気にしていたと言うよりは、俺の実家のあった田舎では、視覚障害者には到底仕事はなかったのである。
そんな中でも唯一高校時代に舞い込んだ仕事は、かなり遠く離れたところの烏山町という小さな町のボランティア活動センターからの講演依頼だった。視覚障害者の生活について、1時間程度で話をするということで、確かそのときの公園費用は3000円だったように思う。
そのボランティア講習会は、高校生向けのもので、俺と同じ年ぐらいの女の子がたくさん来ていた。もちろん俺のこと、ちゃっかり電話番号を聞いて、大学生の最初の頃までは時々話をするぐらいの友達にはなっていた。しかも、他に公園に来ていた二人は、みんな大人だったので、グループ分けして話を聞く企画だったのだが、参加者の半分ぐらい俺のところに来てくれてその日は結構楽しい仕事だった。
宇都宮駅までは通学の時に使っていた定期券で行けたし、その後はボランティアネットワークと言うところの車を使っていったので交通費はほとんどかからなかったし、飯まで食わせてもらったのでかなりいい仕事だった。
そのときもらった初めてのお金で何を下かというと、確か当時つきあっていた彼女に何か買ってあげたようなそうでなかったような。もしかするとその金で彼女のところに会いに行ったのか・・・。その辺のところ余りよく覚えていないんだよなぁ。
 その後大学に入って最初に来たのはやっぱり実験関係のアルバイトで、確かこのときのお給料、1日働いて8000円だったような気がする。その金はまたしても彼女のクリスマスプレゼントに消えたのだが・・・。とりあえず何にしても今回終わったバイトが一番長い期間続いたバイトだったことは間違いない。
そして、金額も一番多かったかも知れない。そのほかに俺がやったバイトといえば、某サイトのCGI改良とか、パソコンのインストールと設定、ネットワークの構築なんかの一時的な作業だけだったから、こういう継続性のある仕事は或意味やりがいがあってとても楽しかった。
しかも俺の雇い主の先生が、内の大学の中で一番全盲の生徒から信頼されている先生だったからなお良かった。
バイトの時間中にいろいろな相談にも乗って頂いたし、○○のこと(友達専用ページ落書き参照)に着いても、かなり協力して頂いた。
そんなわけで今日は気合い入れてやろうと思っていたのだが、なんだか最後と言うことで、お茶会ムードになってしまった。ああ、ケーキおいしかったなぁ。

 さて、午前中は何をしていたかというと、相変わらずホームページの更新を急ピッチで進めている。できれば3月中に自伝のコーナーを書き上げたいと思っているのだが、結構これを書くのは大変で、4個まで4時間近くかかる。何せ文章がへたくそな俺だから、或程度まで書いて「Ctrl+Aを押した後Delete」で削除などと言うこともしばしばある。こんな事になる旅に学生時代国語を真剣に勉強しておけば良かったと思うのだが、もう後の祭りになるだろう。
それが終わってからはバイトに行って、帰ってきた後、親が新しい布団を運んで来たので、古いものと入れ替える作業をやった。
しかしなんだかなぁ。新しい布団を買ってきてくれたのは嬉しいのだが、あまりにもこの布団、僕にはもったいなすぎる。というか高級なのはいいのだが、寝づらくてしょうがない。掛け布団は気に入ったのだが、この「無圧布団」とかいうマットレスのお化け、かなり布団らしくねぇ。
 その後、なんだか急に激しい頭痛と吐き気に見舞われてしまったので、原因も分からぬまま頭痛薬を飲んで風呂に入って寝てしまった。



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