あったほうがいい機械


 これだけそろえばだいたいのミニFM局の放送はできますが、より本物らしく見せるための機材をいくつかご紹介します。
 まず最初にご紹介するのが、エフェクタ(エコーをかける機械)です。これを使う事で、ジングルの製作や、タイトルコールや、言いたいことを大声で叫ぶ時の(俗に言う雄叫び)に効果があります。もしこれがない場合、なんだか気の抜けた放送になってしまいます。これについてもトモカ電気プロショップに売っています。
 値段はさまざまですが19、800円程度からあります。
 次にご紹介するのは、サンプラー(本来は音楽を作るのにおおくもちいられる)です。これがあるとあらかじめ作っておいた短いジングルなどをすぐに出すことができてとても便利です。この機械の取扱いについては、お近くの楽器店にご相談ください。
 次にご紹介するのは、マイクスタンドです。これはあった方がいいものと言うよりは、ないとかなり困ります。これは書くまでもありませんがテーブルの上や床から離れた定位置に、マイクを固定して手で持たなくてもいいようにするものです。マイクスタンドは、お近くの楽器店で売っていますが、値段はさまざまです。これは土台のしっかりしたものを選んでください。貧弱なものを選びますと、放送中にマイクが倒れて破損する危険性があるほか、そのたびに不快な音をリスナーに聞かせることになります。
 さてお次は、テレホンレポーター(テレホンピックアップともいう)です。
 これは、放送と電話をつなぐために使います。この機械は大きく分けて、受話器のスピーカー部分に貼り付けて使うもの、と、受話器とカールコードの間に機械を割り込ませるもの、電話と壁のモジュラー線の間に割り込ませるものの3種があります。これは、秋葉原の電気街にしか売っていないと思います。もし他で売っていても、入手は非常に困難です。これを使うことで、リスナーと放送のなかで電話を使って話をすることができます。
 次にご紹介するのはボイスチェンジャーです。これは人の声を変な声にして、誰が話しているかをわからなくする機械です。これを使えばかなりせまったインタビューができます。ボイスチェンジャーは、おもちゃ屋さんで売っているような貧弱なものではノイズが発生して使い物になりません。使用にあったものを購入してください。価格は約9、800円からです。これも秋葉原の電気街やマイナーな通販店でしか売っていません。
 さあ、これで機械の準備はOK。後は番組です。内容は皆さん次第。 ここからは技術的なアドバイスです。

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