詳しい解説


 さあ これらのポイントについて、詳しく一つづつ解説しましょう。
機械の操作音を入れないようにするには
 機械の操作音を入れないようにするには、まずワイヤレスマイクを使って、出演者と機械係を別室にするのが効果的です。 しかし、それが難しいときは、曲がかかっている間に、音のでるような操作を行ってしまいます。 そして、絶対にカセットテープは使ってはいけません。 それは、カセットテープが一番操作音の原因になるためです。
音を10秒以上切らないために
 前にも書いておきましたが、機械の操作と同じように、曲がかかっている間に、次のBGMまたは曲を用意して、なるべくつなげることです。 もう一つは、出演者がカバーするのです。
 たとえば、音が切れそうになったとき、なかに適当なことをしゃべっているのです。
適当なしゃべりかたの例
 こちらは Radio Powerです。 ただいま宇都宮のスタジオから生放送でお送りしています。(あまりこまめに言わないこと。)
 ただいまリクエストを募集しています。 受付電話番号(宛先)は(  )です。
 このように適当なことをしゃべって何とかそのまをつなぐのです。
トークのBGM
 トークに使うBGMは、あまり人の間に知れ渡っていない曲が効果的、しかも歌が入っていては、あまりいいとは言えません。
音楽どうしの間をつなげる
 これをやる方法は一つしかありません。  準備を万全にするのです。 しかし非常識な放送として、放送の前に音楽だけのMDを作っておくのもいいかもしれません。
リアルタイムで情報を流すには
 これは簡単なことで、プロの情報を常にだれかスタッフが聞き、それを簡単な原稿に起こして、出演者にニュースや天気予報として伝えてもらうのです。 新聞を切り抜いて原稿にするのもかなり効果的です。 そしてこの他に、地域に密着した条件はリスナーに受けがいいと思います。
 例  スタッフが見つけた広告には載っていない安売り情報や掘り出し物情報。
 近所で功績をあげた人がいたら、いち早くインタビューをする。
コマーシャルをつくる
 プロの放送を参考にして、その商品のセールスポイントをだいたい20秒以内にまとめた原稿を書き、適したBGMにのせて制作する。 この時、CM料をもらえたら「ラッキー」。
ジングルを作る
 ジングルとは、放送の合間に入る番組のタイトルや放送局の名前や、周波数やキャッチフレーズなどを、歌のように歌ったり、曲にのせて声にエコーをかけて格好良く、作ったものです。 ミニFM局で歌うようなジングルを作るのは非常にむずかしいため、似合ったBGMにエコーをかけて声を入れ、なるべく格好良く仕上げたものを流すのが効果的です。
ジングルに入れる言葉の例
 Your Listenning Radio Power 77.5FM
  77.5 Radio Power。
 このようなものを使うと本物らしく効果的です。
 
電話をつなぐ
 リクエストをくれたリスナーで、電話番号を教えてくれたリスナーに電話をかけ、メッセージがあればそれについての話しをしたり、放送で何かテーマがあればそれについての話しをする。
番組の時間
 番組の時間は最初は10から15分程度のものを作り、なるべく話題を豊富につめこんでで放送しよう。 音楽ばかりでもいいのですが、ある程度話題がないと、聞きがいがあまりありません、ミニFM放送の近くて温かい感じがだせません。
そしてリスナーが増えて話題がたくさん寄せられ、リクエストやメッセージが多くなったらその量にあわせて、時間を調節しましょう。 そうすれば、内容の抜けた放送はせずに済むと思うのです。

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