ネット放送をしよう


 放送範囲の少ないミニFMの番組なのですから、放送するのは決められた日に1回である必要はありません。
 放送を録音したカセットテープと送信機を持ち歩き、できる限りいろいろな所で週に何回か場所ごとに違う時間に放送するといいでしょう。
ただしこのスタイルの難点は生放送ができないことです。
知っている人でミニFM局をやっている人がいたら、番組を交換するのも良い方法です。

インターネットの活用


 ここ数年のインターネットの普及はめざましいものがあります。
数年前までは1MBPSを超えるような高速回線を引くためには、かなり高額な費用がかかったため、モデムやターミナルアダプタを利用したダイヤルアップ接続が主流になっていました。
ところがここ数年で、CATVやADSLによる、高速で安価なインターネット接続サービスが始まったことで、一般の人にも高速インターネットを利用することが比較的簡単にできるようになりました。
 ミニFM放送の世界にとってもこれは望ましい変化であり、一般的に普及が進んでいる8MタイプのADSL回線程度のものであれば、高品質の音声をネット局まで送信できるようになりました。
また、ホームページを利用して直接パソコンで聞くことの出来る形で、自局の番組を配信し始めるミニFM局は年々増えています。
インターネットを利用すれば、今まで半径300メートルだった世界が、日本中はもちろんのこと、世界にまで広げることが出来るのです。

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