2006年09月21日

二つのテンピュールオリジナルネックピローを比較する

 今日、誕生日プレゼントということで、テンピュールのオリジナルネックピロー(Mサイズ)という低反発枕をいただいた。
この枕、実は、2年ぐらい前に同じもののSサイズを買ってずっとそれを使っていた。
しかし、この2年前に買った枕は平行輸入品で、今回の枕は正規の代理店を経由したやつだ。せっかくなので、並行輸入ヒント正規品、どこがどのように違うか、見えない俺でもわかる範囲でレポートしてみようと思う。

まず、最初に荷物を開いてみて箱が違うのに気がつく。色や絵柄などはわからないが、平行輸入品の箱は手触りがダンボールそのもので、正規品の箱はダンボールの上につるつるした加工が施されている。そして、正規品の箱は、横に取っ手が着いていて、持ち運びがしやすいように工夫されている。この取っ手、実は箱ではなくて内側のビニール袋のほうについていて、箱には取っ手の出る長方形の穴が開いている。
箱の開け方もまったく違う。平行輸入品の箱は、平べったい箱がぱかっと大きく開くようにできている。それに対して正規品の箱は、大きさこそ同じだが、開くのは長方形の箱の辺の短いほうの側面が開く。箱の中身にも違いがある。平行輸入品は、箱を開けると厚紙の説明書が入っていて、その大きな説明書を真ん中で滑らかにカーブさせ、紙と紙の間に枕の本体が収められている。これに対して正規品は、枕は取っ手つきの比較的しっかりしたビニール袋に入れられている。
枕を取り出して並べて触ってみると、かけられているカバーの違いに気づく。平行輸入品のカバーは、少し毛の生えたようなフェルトに近い布で作られている。なでると少しふんわりとした感触だ。正規品の方はというと、さらさらした感じの布で作られている。こちらも感触は悪くない。そして、もっとも大きな違いは硬さだろう。上から指で押してみると、明らかに正規品のほうが硬い。親指で押したとき、平行輸入品は2秒ぐらい指の形が残っているような気がするが、正規品のほうは1秒ちょっとで浮き上がってくる。
枕カバーと硬さの違い。これらは日本向けの正規品ならではの配慮なのだそうだ。それというのも、テンピュールはデンマークのメーカーであり、北欧のデンマークでは、夏の機構が日本とは大きく違う。正規品と平行輸入品の差は、この機構の違いに対応するためのものなのだそうだ。
まずは硬さの違いだが、低反発枕を作っているウレタン樹脂は、気温が上がると柔らかく、気温が下がると逆に硬くなる性質を持っている。日本の夏は北欧に比べて暑いため、日本向けに製造されたものには、少し固めの素材が使われているらしい。カバーの違いも日本の暑い夏に対応するためのもので、通気性のいい素材を使っているとのことだ。
箱や包装の違いは別として、枕そのものの硬さやカバーの感触の違いは大きいので、テンピュール製の低反発枕を購入しようと思っている人は、安いというだけで平行輸入品に手を出さず、できれば店頭で両方を触ってみて、納得の上で購入することをお勧めしたい。
 それで、寝心地はどうかって?うーむ、こればかりはまだ一晩ネタだけなのでなんともいえないが、今までのものに比べて少し高さがあがっているので、なんとなく肩がこるような気がするのだが・・・。

Posted by tomg at 06:56 | Comments (4) | TrackBack

2006年09月20日

JAWS For Windows 7.1 日本語版

昨日、JAWS日本語版の最新版7.1が9月28日にリリースされるとの情報が入った。
リリースによると、いろいろとバージョンアップされているらしいのだが、その内容よりも最初に価格を見てしまうのは俺だけだろうか。

一つ前のバージョン(6.2)からのバージョンアップ量が49350円というのはあまりにも高すぎるのではないだろうか。
スクリーンリーダーというのは視覚障害者がパソコンを使う上で肝となるソフトなので、バージョンアップするとほぼ無条件にアップデートしたい衝動に駆られる俺だが、この価格を見てしまうと、ちょっとしり込みしてしまう。バージョンアップ料金が国産のスクリーンリーダーの中でもっとも有名なPC-Talkerの新規購入価格の1.2倍というのはちょっとなぁ。

いくら数量が出ないとはいえ、この価格、もう少し安くは設定できなかったのだろうか。
バージョンアップ内容を見ると、会社では結構うれしい機能が盛りだくさんなので、購入申請決定なのだが、自宅のほうは微妙なところだ。

* 日本語ヘルプ搭載
これ、バージョンアップというよりはあって当然の機能で、今までがおかしいと思う。
日本語版のソフトのヘルプなんだから、日本語であって当然なのに、発売後1年間、日本語のヘルプが提供されなかったことがおかしいような気がする。

* 処理の高速化
確かに今のJAWS6.2は、旧バージョン4.5よりは高速になったとはいえ、国産のスクリーンリーダーに比べれば処理は遅いといわざるを得ない。
処理の高速化の度合いによっては、これが俺にとってもっとも有益なバージョンアップなのかもしれない。

* 独自開発のDOMサーバによる動的HTMLへの対応
これ、具体的にはどんなものが読めるようになるのだろうか。
動的HTML?なんとなく意味がわかるようなわからないような。

* PDF、Flash対応の強化
対応の強化というのが気になるところだが、どんな風に強化されているのだろうか。
これもいまいちぴんとこない。

* FireFox対応
うーむ、使ってみたいが、IEでいいような気がしないでもない。
ただ、遊ぶにはとってもよさそうな気がする。
そして、ウイルス防止にはもっとも効果的な対策になりそうだ。

* ドキュメントプレゼンテーションモードによりブラウザ表示の画面レイアウト理解が可能
これは家ではあまり使わない気がするが、職場ではかなり活躍してくれそうだ。
社内のイントラネットのレイアウト説明をするときに、「右上のほうにあるなになにをクリックしてください」とか言うことを言いたいなぁと常日頃から考えているので、こういう意味だったら結構うれしいバージョンアップになる。

* Word、Excel、Outlook対応の強化
これも仕事では期待できる機能だ。
特にOutlookは毎日使っているので、少しでも使いやすくなってくれればうれしいところだ。

* Windows Live Messenger対応
うーむ、これはいらないなぁ。
Windows Messengerが国産のスクリーンリーダーで読めるんだから、わざわざこっちを使う必要もなさそうだ。

* 点字PDAブレイルセンス対応
このブレイルセンスってのを使ってみたい。
ただ、高すぎるので買おうとは思わないが。

* 文字の識別機能の強化
カーソルでなぞったときに、全角と半角を声を変えて読んでくれるような設定ができるとうれしいのだが。

 ということで、ちょっとこいつについては会社で買って使ってみて、よかったら自宅のほうもバージョンアップしてみようと思う。

Posted by tomg at 06:57 | Comments (2) | TrackBack

2006年09月19日

ウルトラベースX4

IBMのThinkPad用ウルトラベースにDVDスーパーマルチドライブがくっついて35800円ですか。
今日の11時までってのがかなりそそられるわけだが、35800円をぽんと出す勇気はなぁ。
それと、これ買ったらこの前買ったDellのマシンの意味がなくなりそうだし。
でもほしいなぁ。

そして、本日午後3時過ぎに確認したところ、32000円近くに値が下がっている。
うーむ、ほしかったりそうでなかったりやっぱりほしかったり。

Posted by tomg at 06:47 | Comments (37) | TrackBack

2006年09月15日

Bluetoothアダプタと骨伝道ヘッドフォンのセット

Bluetooth非対応のケータイを使ってる俺にとっては、こういうの待ってましたって感じの製品を発見。
骨伝道だから、うるさいところでらくらくフォンの音声を聞くのによさそう。
っつうか、らくらくフォン、何でBluetoothにも対応してないし、音楽も聴けないかなぁ。音声機能はほぼ確実になったから、この辺りを何とかしてもらえるとすっごくうれしいのだが。

Posted by tomg at 06:38 | Comments (2) | TrackBack

2006年09月14日

物欲カテゴリを作ってみる

物欲カテゴリを作ってみた。
ちょっとでも「ほしいなぁ」とか思ったものがあったら、ここで書いてみることにしたい。
何せ最近忘れっぽくなってきたので、「どこかでそんなもの見たなぁ」とかいうのをどこで見たか忘れるので俺のメモ代わりにどんどん書き込んで生きたい。

Posted by tomg at 22:34 | Comments (0) | TrackBack

2006年09月13日

以外に使えるかもしれない音声メール

 今日、彼女と話をしていてわかったことなのだが、最近のケータイは音声メールやビデオメールを遅れるらしい。こんなことは基本的なことだとかいわれそうな話だが、ここ数年のケータイ事情をまったく把握していない俺にとっては結構新鮮なことだったりする。ただ、ケータイは本当は”携帯電話”といわれる機器であり、何でわざわざメールで送る必要があるんだ?という変な疑問がわいてきた。何もメールで音声を送るぐらいだったら電話して話せばいいじゃないかと思ったからだ。しかし、彼女と話をしているうちに、どうもケータイメールで音声を送るのには、いくつかのメリットがあるらしいことがわかった。
一つ目は、面と向かって言いにくいような恥ずかしいことでもを、電話よりも気軽に音声で伝えられることだ。なぜ音声メールでならこんな風に思えるのかは俺にもわからないが、言われてみると確かにそのとおりで、確かに照れるような内容hを伝えるとき、音声メールのほうが電話よりも気が楽なような気がする。
もうひとつは、相手から送られてきた音声を気軽に保存して利用できることだ。メールや電話の着信音として利用したり、備忘録代わりに保存して、後で聞きなおすことができる。俺はやっていないが、大事な人からのメッセージを目覚ましのアラーム音として設定し、すがすがしい朝を迎える手助けにする?とか言うこともできそうだ(ただし、これには、他の人に見つかるとかなり恥ずかしいという欠点もあるが)。
メールといっても実際に自分の手元に来るのは音声ファイルの保存されたURLで、ファイル自体はそれをクリックするとケータイにダウンロードされ、再生される仕掛けになっている。これをパソコンに送るとどうなるかと思って自分のアドレスに送ってみたところ、3GPという拡張子の添付ファイルになってやってきた。どうやらパソコンにはURLではなく、ファイル本体が送られるらしい。
温室は思っていたよりもよく、ちょっとしたメッセージをやり取りするには十分だ。
 パソコン野郎の俺としては、この3GPファイルをMP3とかに変換してパソコンに取り込んで編集してみたいなぁとか思う。今度暇なときにやってみるとするかなぁ。

Posted by tomg at 23:42 | Comments (0) | TrackBack

実家の両親にテレサポートしてもらいたいけど

俺の加入しているメーリングリストに、FOMAによる視覚障害者の遠隔支援(テレサポート)の情報がよく流れてくる。今日もその情報が届いていて、俺の持っているらくらくフォンは、拡大機能がついているので、これを使うと読みにくい小さな文字もはっきりと読めるようになると書いてあった。
ケータイを変えてちょっと暇ができると弄り回している個々数週間の俺だが、せっかくテレビ携帯電話に変えたのに、テレサポートの実験をやっていない。この前、実家の母ちゃんとテレビ電話で話せるかどうかの実験はしたが、本格的にこれを使って助けてもらう実験はしていなかった。思い立ったらやってみたくなるのが俺の修正なので、すぐに母ちゃんのケータイに電話して実験をすることにした。
ためしに、コーヒー豆に張ってあるラベルを読んでもらったところ、確かに標準の状態では、文字が書かれていることは認識できるものの、小さすぎて読めないといわれた。そこで、上矢印ボタンを2回ほど押して、外側カメラで写してみたところ、「パプアニューギニア」という文字がはっきり見えるという。
これは案外便利だと思って、整理していなかった名詞を読んでもらおうと思ったが、実家の電波状態が悪いせいで、しょっちゅう音声が途切れて使い物にならない。ひとつ読んでもらうのに、10分ぐらいの時間がかかる。結構期待していたのに、これでは悲しい。
あきらめるのも癪に障るので、なんとかいい解決策を考えてみた。
 電波状態が悪いのはなぜか。それは実家が田舎だからだ。実家を引っ越させるというのがもっとも単純な解決策だが、まったく持って現実性が無い。そうすると、FOMAをあきらめて、ほかの手段でテレビ電話を使うしかない。NTTからIPテレビ電話用の端末が発売されているのでこれを使えばなんとかなるはずだ。でも、ちょっとこにも問題がある。端末の値段が高すぎることだ。調べるのが面倒なので記憶をたどっているだけだが、確かこの端末、60000円ぐらいしたはずだ。実家と俺のアパートにこの端末を導入するとなると、120000円ぐらいかかってしまう。
Skypeのビデオチャット機能は同だろう。幸いなことに実家にはADSL回線が来ていて、くだり2.4MBPSぐらいの速度が出る。これならたぶん、回線状態が悪くて使えないということは無いだろう。Skypeの使えるパソコンを実家に用意しなければならないという問題はあるが、これだけが目的なので、Dellの安いノートパソコンとかを駆っておけばよさそうだ。今は8万円も出せばいいノートパソコンが買えるし、期間限定ではあるが、Core2Duo搭載のノートパソコンが79980円とかいう話もある。テレビ電話を2台導入するよりもはるかに安く実家にテレサポートをしてもらえる設備を導入できる。
ただし、これにもちょっとした問題がある。親父はともかくとして、母ちゃんがパソコンなんて使えるだろうか。ちょっとした機械でも弄り回していてわけがわからずに放り出してしまうおばさんに、Skypeの操作ができるだろうか。職業柄パソコンを教えるのはそんなに苦手ではないが、ちょっとなぁ、悩んでしまうなぁ。

Posted by tomg at 01:43 | Comments (1) | TrackBack

2006年09月12日

俺的Spamメール対策を考える

 今日は朝からとんでもない失敗をしでかしてしまった。仕事に行くために着替えて家を出て、家の前の道を歩いているときに気がついた。毎日必ず行っているバックアップをするのを忘れてしまったのだ。それだけならいい。1日ぐらいバックアップを忘れてもまぁ、次の日に行えばいい話だ。
しかし、もうひとつ重大なことに気がついた。メールソフトの常駐を解除するのを忘れて出てきてしまった。
これはつまり、帰ってくるまでメールを読めないことに他ならない。俺のメールソフトは、3分に1回メールサーバをチェックして、メールを読み込む設定になっている。そのせいで、出先からWebMailerで確認しようとしても、Popサーバにはすでにメールはなくなっているので、チェックの使用が無いのだ。
よりによって今日は重要な連絡が入る可能性があるのになんと言うことか。一瞬、戻ってメールソフトだけでも止めてこようかと思ったが、戻ると時間ぎりぎり、もしくは遅刻する可能性もある時間だった。
これはしょうがない、また家に帰ってからメールチェックするまで放置するしかないかと思って、俺に急ぎのメールを送りそうな人全員にメールを書いて、メーラーの定期チェックの対象になっていないアドレスを連絡した。
こんなときのために、重要なアドレスはどこかほかのメールアドレスにも転送する設定にしておこうかなぁと本気で考え始めている。一昔前ならばケータイに転送しておいていつでもチェックできる体制を作れたが、ここ数年はそれもできなくなっている。Spamメールが大量に来るので、こんなものをすべてケータイに転送していたら、パケ代が酷いことになり、それこそこれだけのためにパケ放題の契約をする必要がある。それにしてもこのSpamメール、なんとかならないだろうか。ここ最近は1日200通前後のSpamメールが届く。特にBLPCのアドレスへのSpamは多く、メールの8割ぐらいはSpamメールだ。
 Spamにはいくつもの問題が潜んでいる。単に迷惑であるとか削除するのが面倒であるという問題のみならず、重要なメールがSpamに埋もれてしまう可能性をはらんでいる。幸いにも、俺はSpamに重要なメールが埋もれて大変なことになったことは無いが、その一歩手前まで自体が信仰していたことがある。この前、BLPCで大学生からの取材を受けたのだが、そのメールがHTMLメールだったせいだろうか、Popfileが迷惑メールと判定していた。幸いにも、暇に任せてSpamの件名をチェックしていて掘り出して、それ以降はその人からのメールはSpamに分類されない様に設定したが、これが見つからなかったら大変なことだ俺のところには1日何通か、必ず返信しなければいけない重要なメールが来る。これらのメールを放置していては、自分の信用にかかわる大変な事態を招きかねない。Popfileの誤判定は非常に少ないので、家のSpam対策は気をつけてさえいればこれで問題ないような気がする。Spamフィルタには完璧なものは存在しないから、定期的にSpamの件名だけをチェックしていくほかは無いだろう。しかし、根本的にSpamが自分のメールボックスに届かないように設定することはできないだろうか。このページをホスティングして貰っているXREAのサービスにカスタムフィルタ機能が追加された。このサービスにはSpamフィルタ機能もあるので、これをうまく組み合わせれば、メールボックスに届く前に
Spamを撃退できるかも知れない。と思っていろいろやってみようとしているわけだが、なんだかこのカスタムフィルター、設定方法がよく分からないんだよなぁ。

Posted by tomg at 19:39 | Comments (33) | TrackBack

2006年09月06日

ソフトを買って何でこんなことまで聞かれるの?

昨日、某社のケータイのメモリ編集ソフトを買った。
そのソフトは、Vectorで売られていて、購入手続きをするとライセンスキーが送られてくる。
そのライセンスキーを使い、開発もとの会社から最新版をダウンロードするようになっているのだが、この手続きの際に入力する情報に疑問を感じる。
ソフトを買うために、なぜ住所や郵便番号、果ては生年月日まで入力しなければならないのだろうか。買った後でユーザー登録のために任意にこれらの情報を求めるのはかまわないと思う。それらの情報をメーカーに提供するかどうかは、購入した本人の意志で決められる。
ところが、今回の場合には、代金を支払って初めて、これらの情報を入力しないとこのソフトが購入できないことを知らされた。
ソフトのバージョンアップや不具合対策の情報を送るのであれば、メールアドレスぐらいで十分だし、せめてこのソフトを購入する前に、これらの情報を入力しなければソフトを購入できないことを何らかの形で知らせてほしいと思う。

Posted by tomg at 11:23 | Comments (8) | TrackBack